2020年10月25日、日本政府が世界貿易機関WTO)事務局長選挙でナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ候補を支持する方針を固めたことについて、韓国・オーマイニュースは「韓国の当選を阻止するための露骨な韓国けん制だ」と伝えた。
日本政府は「官僚の経験があり、世界銀行でも長期勤務するなど国際実務に精通したオコンジョイウェアラ候補が適任者」との立場を近いうちにWTOに伝えるとみられている。
WTO事務局長は個別の紛争には関与しないとされているが、日本政府は韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通称資源部通商交渉本部長が当選した場合、韓国との紛争解決手続きの公正性に影響を与える可能性があると判断してオコンジョイウェアラ候補の支持を決めたという。兪本部長は、日本の対韓輸出規制強化措置をWTOに提訴する過程で重要な役割を果たしてきた人物だ。
WTO事務局長選挙は規定上、投票で結論を下すことも可能だが、慣例的に合意が重視され、投票が行われたことはない。そのため日本政府は、兪本部長が多数の支持を確保すれば最終的には兪本部長の就任を受け入れるものとみられている。
これに韓国のネットユーザーからは「やっぱり日本は近くて遠い国だ」「日本は韓国を味方と思っていない。日韓軍事情報包括保護協定GSOMIA)は破棄しよう」「これが北東アジアの現実」「NO JAPAN運動を強化するべき」「これでも韓国ではレクサス車が売れている。韓国国民はよく考えるべきだ」など落胆や反発の声が数多く上がっている。
一方で、「韓国を支持すると言った方が驚く」「日本にはそもそも期待していない。不利な状況だけど最善を尽くしてほしい」「そうだと思ったよ。それでもWTO事務局長には兪本部長が就任すると信じている。そうなれば日本は大恥をかくことになる」など、予想通りとの声も。
また、「欧州連合(EU)もナイジェリア候補を支持している。韓国を支持しないからといって日本を批判するのはおかしい」「日本が候補を出していたら韓国も同じようにしていただろう」「韓国も日本に何もしてあげないのだから支持を期待するのはおかしい」と理解を示す声や、「韓国政府の外交失敗」「韓国政府の能力不足が原因」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

25日、日本政府が世界貿易機関(WTO)事務局長選挙でナイジェリア候補を支持する方針を固めたことについて、韓国・オーマイニュースは「韓国の当選を阻止するための露骨な韓国けん制だ」と伝えた。写真はWTO。