思い込みが強い(激しい)」状態とは、情報を受け取ったときに、それが真実か・どういう状況で起きているのかといった事実確認をせずに、“自分の考えが絶対に正しい”と思い込んでしまうことを指します。

また、思い込みが強く、かつネガティブな人の場合、他人の何気ない言葉を悲観的に捉えてしまう傾向にあります。そのため、注意や指摘をされた際に、「非難された・責められた」とマイナスに受け取り、相手が真に意図した内容を正しく理解できずに、思い込みで意見を判断してしまいます。

一方で、思い込みが強く、かつポジティブな人の場合、他人の言葉を楽観的に捉え、“我が道を行く”ケースが多いです。このような人は、大きな成功を成し遂げるような可能性を秘めている一方で、大きな失敗をしてしまう可能性もあります。
思い込みが強くなってしまう原因は?

思い込みが強くなる原因は、「視野が狭い・客観的に物事を見られない」「大きな成功体験がある」「些細なことを不幸だと捉えてしまう」「物事に固執しやすい」「幼少期から『これはダメ』『これはOK』といったハッキリとした価値観を教えられてきた」など、人によりさまざまです。

思い込みが強い人は、他人からすると“自己中心的な考え方をする”と思われがちです。そのため、人間関係において「面倒な人」という扱いを受ける可能性も……。

もちろん、思い込みの強い性格がプラスに働く部分もありますが、「改善したい」と考えたことのある方もいることでしょう。そういった方は、まず思い込みが強い人の特徴や、そうなった原因を知ることをおすすめします。

思い込みが強い人の特徴

思い込みが強い人の特徴として、以下の点があげられます。

固定観念が強い
自分の考えが正しいと思っている
視野が狭い
客観的に判断できないときがある
極端なポジティブ思考・ネガティブ思考

自分が思い込みが強い人に該当するのか知るためにもチェックしていきましょう。

○■固定観念が強い

思い込みが強い人は、「こうしなければならない」「今までこうだったから変えてはいけない」という固定観念が強い傾向にあります。そのため、周囲からは「融通が利かない」と評価されてしまいがちです。
○■自分の考えが正しいと思っている

思い込みが強い人は、多くの選択肢を持ち、最適解を選ぶことが苦手です。「問題を解決するにはこれしかない」「これがもっとも正しい解だ」と、一度決めたら他人の意見を聞かずに、思い込みで行動に移してしまいます。
○■視野が狭い

思い込みが強い人は、物事の価値判断を自分で決めつけてしまうため、視野が狭くなってしまうことがあります。そのため、「思いやりの気持ちがない」「自分本位でワガママ」といった見られ方をされてしまいます。特に、“状況に応じた柔軟な行動”が求められる時は、周囲のペースを乱してしまうこともあります。
○■極端なポジティブ思考・ネガティブ思考

思い込みが強く、かつポジティブな人は、周囲がどのような言葉をかけても、「自分が正しい」と考え、常にポジティブな状態でいられます。「周囲の目を気にしすぎない」という点では、自分のやりたいことをやりたいようにやれるため、長所ともいえるでしょう。その一方で、「あの人は何を言っても聞く耳を持たない」と、アドバイスをしてくれる人が減ってしまう可能性もあります。

思い込みが強く、かつネガティブな人は、何事もネガティブに結び付けてしまいます。周囲がアドバイスした言葉であっても、マイナスな意味として受け取ってしまうことがあるでしょう。「私の話を理解してくれない」「私と同じ目線でモノを考えられないのか」「私が嫌いだから否定するのか」など、話し合っていた問題からずれていってしまう可能性があります。

強い思い込みを改善する方法は?

ここまで説明したように、思い込みが強い性格は、ポジティブにとらえればプラスに働く部分もありますが、短所として人の目に映る可能性もあります。

思い込みの強さを改善したい」と考えたら、以下のような思考・言動を心がけるとよいでしょう。

意識的に周囲の意見を聞き入れる
周囲に悩みを相談する
感情に流されないようにする

○■意識的に周囲の意見を聞き入れる

自分が普通と感じている価値観であっても、周囲からは「それは普通ではない」と思われている可能性があります。

自分が考えていることが普通だ、常識だ、と感じているとなかなか他人の意見を聞き入れられません。自分の意見に自信を持つのは良いことですが、ときには「他人の意見のほうが正しいかもしれない」と考え、聞き役に徹することも重要です。
○■周囲に悩みを相談する

思い込みが強い人は、悩みにぶつかっても一人で解決しようとしてしまいがちです。悩んだときには自分で解決せず、家族や友人、同僚など周囲に相談しましょう。

一人で思い悩んでしまうと、些細なことも重大なこととして捉えてしまい、悪い方向にどんどん進んでしまうことがあります。「他人にはわかってもらえない」と思いこまずに、気楽な気持ちで話してみましょう。
○■感情に流されないようにする

思い込みが激しい人は、仕事でもプライベートでも自分だけの感情に任せて、物事を進めてしまう傾向があります。

物事に対しては何事も主観ばかりではなく客観的に判断し、論理的思考を身に付けましょう。論理的に説明できることによって、周囲を納得させられます。一人よがりで突っ走ってしまうところも改善するでしょう。

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思い込みが強い性格を変えたいと思ったら、まずは自分の思い込みの強さを自覚することが重要です。柔軟性を持てない考え方は、時に人間関係の不和を生む原因となります。

思い込みが強い性格を変えたい」と考えたら、まずは“客観的な視点を持つ”ための行動をおこしてみるとよいでしょう。
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