artKYOTO実行委員会は、2020年12月4日(金)~6日(日)(12月3日(木)はプレス・関係者のみの特別内覧会)の日程で、世界遺産・二条城と京都国立博物館を舞台にしたアートの祭典「artKYOTO 2020」(以下、本イベント)を開催いたします。
本イベントのメインプログラム、美術市(アートフェア)の出展ギャラリーが決定しましたことをご報告いたします。さらに、舞踏劇や美術史体験ツアーなどの複数の文化芸術プログラムの最新情報を公開いたします。開催にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策を徹底するべく、イベントレジスト株式会社と株式会社データスコープが共同で開発した「顔認証+自動検温機能」を備えた、非接触型イベント入場管理システムを導入します。

  • 美術市(アートフェア)出展ギャラリー21軒決定
京都国立博物館 明治古都館 外観(写真:京都国立博物館提供)
京都国立博物館 明治古都館 内観(写真:京都国立博物館提供)

本イベントのメインプログラムである美術市(アートフェア)。今年は京都国立博物館にて開催します。

歴史的建造物「京都国立博物館 明治古都館」で、アートの鑑賞から所有まで様々な体験を提供いたします。
会場となる京都国立博物館の明治古都館は、近代洋風建築の重要文化財で明治28 (1895)年10月竣工、明治30 (1897)年5月に開館した、京都国立博物館シンボルともいうべき煉瓦造りの建物です。artKYOTO 2020の美術市は、世界のアートフェアで主流となっている現代的なコンベンションホールや仮設空間とは異なり、通常非公開の歴史的建造物の空間を活かしたアートフェアとなります。それだけでなく、通常、展示物を鑑賞する場として機能してきた「博物館」にアート作品が出品され、購入できる機会はまたとない特別な場となるでしょう。
各ブースで楽しむことが出来る作品の鑑賞や購入はもちろんのこと、博物館という場所性や、建築空間としても価値の高い重要文化財・明治古都館の非日常な空間だからこそ生み出される、ギャラリストとの出会いや新たなコミュニケーションの場を創出します。

●初出展が10軒、京都からは6軒が出展。時代を超えた美術品を展示・販売
古美術から現代アートまでジャンルや地域を越えて、21軒の出展ギャラリーが決定いたしました。21軒中、地元京都からは6軒が出展します。初出展のギャラリーは10軒。昨年とは一味違うプレゼンテーションをお楽しみいただけます。

美術市(アートフェア)出展者一覧
  • 美術史体験ツアー
先人たちが守り育んできた文化芸術の歴史を現代の知恵にするべく、「狩野派」をテーマに美術史の変遷を体験するプログラム「美術史体験ツアー」を二条城および京都国立博物館の2会場で実施します。
「二条城篇」では、日本を代表する絵師集団「狩野派」の狩野探幽が現代に蘇る設定のもと、二条城が誇る二の丸御殿の襖絵、壁画、装飾品を音声ガイドでご案内し、「京都国立博物館篇」では、狩野派の流れを汲む美術作品をご紹介してまいります。
二条城二の丸御殿 大広間(写真:京都市提供)
二条城 篇
二条城の二の丸御殿の障壁画や襖絵をアートの視点で再解釈する
プログラム。各作品の見どころや、数千点におよぶ作品制作という一大プロ
ジェクトに挑んだ当時のストーリーを狩野探幽を語り部に音声ガイドツアー
としてお楽しみいただきます。

回遊ルート
二条城 展示収蔵館~二の丸御殿

京都国立博物館
美術市(アートフェア)に並ぶ美術品の中で、狩野派に関連する作品をご紹介します。

会場
京都国立博物館 明治古都館



  • 早乙女太一 舞踊劇「乱舞~二条城~」
多くの史実が刻まれ続けた「二条城」。この二条御所、そして二条城の歴史を紐解く試みとして、二つの事柄にスポットを当てます。日本の歴史の表舞台である京都の中で息づいていた、文化、芸術、技、そして人と人との模様をもう一度感じ、今という”時”をもう一度見直す時間とし、舞踊劇「乱舞~二条城~」を開催します。
早乙女太一
Rin’
永禄8年、二条御所で三好義継により戦国剣豪将軍としても名高い室町第13代将軍 足利義輝が最期を迎えました。また、寛永3年、徳川秀忠と家光の招きにより、後水尾天皇と中宮和子の二条城への行幸が実現。
この二つのエピソードを現代大衆演劇の第一人者、早乙女太一が和楽器ユニット Rin’と披露いたします。
本公演はイマーシブシアター(体験型公演)で、悠久の歴史を見守ってきた「京・二条城」を現実の舞台とし、観客は作品世界の一部として、演者に導かれながら、パフォーマンスを五感で「体感」する体験型作品です。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、多くのお客様をお招きできない為、オンラインで配信いたします。
12月5日から、公式サイトで一部配信予定)
  • 若手アーティスト支援
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、文化芸術領域の中でも、特に若手アーティストは作品制作や発表の場が失われています。「artKYOTO 2020」では作品発表の機会を創出することで、文化芸術を学ぶ若手アーティストを支援し、京都の文化芸術が未来へ継承・発展することを目指します。
  • 開催に際してのコロナ対策 「顔認証+自動検温機能」 を導入
本イベントでは、イベントレジスト株式会社と株式会社データスコープが共同で開発した「顔認証+自動検温機能」を備えた、非接触型イベント入場管理システムを導入します。「artKYOTO 2020」で初めての導入となります。
顔認証による入場受付と自動検温を同時に実施することで、運営スタッフの配置人員や来場者の待機時間の削減をすることで入退場時の「三密を回避」し、また個人情報の取扱いに十分注意した「来場者管理」の実現を目指します。 データスコープの顔認証と自動検温機能の特徴
・高度な認識率
・約1秒の高速認証で効率化
・表面温度測定精度±0.3度
・マスク着用、非着用を判定検知
・非接触で安心
・世界で毎日120万人以上がシステムを利用
・台湾ホンハイグループとの連携による優れた製品品質




Dスコープとイベントレジスト、そしてアート東京の3社の協力により、「顔認証技術+顧客管理+チケット」と「徹底した運営」の連動により、新しいイベント開催のスタンダード、「ニューノーマル」を作って参ります。
■イベントレジスト株式会社について
イベントの告知・事前集金・参加者管理など、誰でも簡単にオンラインでイベントを管理できるプラットフォーム「EventRegist(イベントレジスト)」を提供する企業です。2011年3月の設立以来、大規模な展示会やプライベートイベントから、個人主催の小規模な集まりまで、さまざまなイベントでご利用いただいています。オンライン&オフラインどちらのイベントにも対応しています。
https://eventregist.com

■株式会社データスコープについて
2018年11月に設立された画像認識とディープラーニングの研究・開発を行う会社です。創業間もないベンチャー企業でありながら、長年、画像認識とディープラーニングの研究・開発を行ってきたエンジニアと、上場会社の取締役を歴任してきた経営陣が集まった会社です。
画像認識に関わるソフトウェアの開発を行いながら、合弁会社を共同で設立した台湾の鴻海集団、香港のPioneerTechnologyが持つカメラやセキュリティー関連技術を応用した装置やシステムを日本国内、米国、東南アジア諸国、韓国などに「D-Scope」ブランドのもと、販売をしていきます。
https://www.datascope.co.jp/facefc/
  • artKYOTO 2020 ~History in Action Festival~ 開催概要
会場    : 元離宮二条城 二の丸御殿、東大手門、唐門、展示収蔵館
(京都市中京区二条通堀川西入二条城町 541)
京都国立博物館 明治古都館 (京都府京都市東山区茶屋町527)
プログラム : 美術市(アートフェア) / 美術史体験ツアー / 舞踊劇 / 若手アーティスト支援
一般公開: 2020年12月4日(金) ~ 12月6日(日)
12月3日(木)は、プレス・関係者のみの特別内覧会)
開催時間  :
入場料   :一般 前売券: 5,000円(税込)
※枚数限定 ※事前予約制 ※別途、各会場への入場料が必要となる場合があります
主催    :artKYOTO実行委員会 京都市・一般社団法人 アート東京・株式会社電通
協賛・協力 :Sponsors  積水ハウス
  Partners  マツシマホールディングス / 京阪ホールディングス
  Supporters ワコール / カルテック
後援    :内閣府外務省経済産業省文化庁観光庁
  京都府 / 京都商工会議所 / 日本赤十字社
  毎日新聞社/ 京都新聞 / MBSKBS京都 / エフエム京都
87大使館 :
ホームページ :https://artkyoto.jp/
その他    :本事業は、令和2年度文化資源活用事業補助金(Living History促進事業)採択事業
       「日本博参画プロジェクト」及び「beyond 2020プログラム」です。

配信元企業:artKYOTO実行委員会

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