中国メディア・騰訊網は26日、「日本は中東の石油に依存しているが、ムスリムは日本で生活していくことは難しい」とする記事を掲載した。

 記事は、世界で2番目に規模が大きい宗教であるイスラム教徒の信者であるムスリムは、欧米を含む世界各地に広く分布していると紹介する一方で、「日本にはほとんどと言っていいほどムスリムがいない」と伝えた。

 そして、日本はイスラム教生誕の地である中東地域の石油に大きく依存しており、現在の日本の発展もアラブとの関係がなければ成り立たなかったかもしれないとし、経済的には深い関係がありながら日本でムスリムをほとんど見かけないことについて疑問を提起した。

 その上で「日本は実は、ムスリムだけではなくその他の民族についても排斥傾向にあるのだ」と主張。日本は国土が狭く、思想が保守的であるとし、外来者に対して礼儀正しくみえるものの、実際は非常に排外的であり、ムスリムだけでなく中国人マレー人、ベトナム人、韓国・朝鮮人、黒人といった外来宗教や多民族が溶け込みにくい社会を形成しているのだと論じた。

 また、日本でムスリムが定着しない理由として「厳しい信仰が求められるために日本では適応が難しいこと、礼拝を行うモスクが整備されていないこと、ムスリム向けの飲食店を見つけるのが難しいこと」などを挙げている。さらに、ムスリムの生活様式に対応できないために、その雇用を渋る日本の企業も少なくないとした。

 記事は最後に「日本人はとても礼儀正しいように見えるが、ムスリムが日本で暮らしていくのは実際とても厳しいのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本は中東の石油に依存しているが、ムスリムが日本で生きていくことは難しい=中国メディア