3ヶ月遅れでスタートしたプロ野球も終盤戦へ。タイトル争いも佳境を迎えている。

現在(10/26時点)のセ・リーグ本塁打王は阪神の大山悠輔選手と巨人の岡本和真選手が26本で1位、次いで巨人の丸佳浩選手が25本、広島の鈴木誠也選手、ヤクルト村上宗隆選手が24本と続いている。打点は中日のビシエド選手が82で1位、岡本選手が81で2位、村上選手が80で3位につけている。

そんなタイトル争いを繰り広げる若手選手について、近鉄バファローズなどで活躍した元プロ野球選手の金村義明さんが言及。元フジテレビアナウンサーでスポーツアンカーの田中大貴さんが様々なスポーツ選手・解説者等を迎えてトークを広げるYouTube動画の「田中大貴のアスリートチャンネル」にゲスト出演し、岡本、村上両選手について語った。

岡本は松井と清原をミックスしたような選手


現在セ・リーグの首位を独走する巨人の若き4番、岡本選手については、「毎年身体がこんな(大きく)なっている。(プロ野球に)入ってきた時から大好きな選手」とし、「岡本は松井秀喜のいいところも持っているし、色んないいところを持っている。右にも大きいのを打てるし、松井(秀喜)と清原(和博)をミックスしたみたいな選手。40本近くいくんじゃないかな」と期待を寄せた。

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プロ野球ドラフト伝説 「外れ1位」から大化けした選手たち https://cocokara-next.com/athlete_celeb/draft-miss/

村上は筒香を超えていく

一方、昨年の新人王で、20歳のヤクルト4番、村上選手に関しては、「村上はファーム、18歳の時から『凄い』って言っていて。高津監督が二軍監督の時に偉かったのは、村上をずっと4番で使い続けたこと。でも普通は潰れるというか、故障するんだけどね。あの身体はすごい」と称賛。現在MLBレイズに所属する筒香嘉智選手と比較して、「筒香と村上は似たようなもの同士だけど、村上の方が筒香を抜くと思う。出だしが早い。2年目でもう新人王。去年はまだチームが弱かった時に6番・7番くらいのプレッシャーがかからないところだったけれども、今年はもう4番。ずっと最後まで怪我をする雰囲気もない。今は昔みたいに(若手が)伸びてきたらわざと(デッドボールを)当てるピッチャーもいないしね」と、キワドイ昔話を織り交ぜながら笑わせた。

さらに、「岡本と村上は左右の双璧。どちらも同じ時期に来ているから、どちらか片一方いなければ三冠王の可能性がある。それくらいすごい」と、熾烈極めるタイトル争い、さらには令和初の三冠王誕生に向けて激励を送った。

動画では金村さんが感じた今季巨人の強さや原監督の起用法についても語っている。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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金村義明が見た巨人・岡本とヤクルト・村上、歴代レジェンドとの比較