任天堂10月28日(水)、発売中のNintendo Switch用ソフトスプラトゥーン2にて、更新データ「Ver.5.3.1」の配信を開始した。

 更新データ「Ver.5.3.1」では、上位プレイヤーの「Xパワー」「フェスパワー」なるべく正しく算出するための変更がなされた。対戦のマッチングやランキング順位に使用される両パワーを操作しようとする不正行為について、検出するだけでなく行為自体を行いづらくすることが目的だという。

 “ウデマエX”のガチマッチでは、プレイヤー数が多い時間帯には上位プレイヤー同士がより対戦しやすくなるよう調整し、待機画面でほかのプレイヤーの名前などが表示されない仕様となる。さらに本体機能でブロックしたプレイヤーであっても、そのプレイヤーの推定順位が2000位以内のときはマッチングが発生するようになった。

 またフェスマッチ(チャレンジ)でもフェスパワーがかなり高いときは待機画面でほかのプレイヤーの名前などが非表示となり、本体機能でブロックしたプレイヤーであっても、そのプレイヤーのフェスパワーがかなり高いときはマッチングが発生するよう変更されている。

 アップデート内容については以下のとおり。

ガチマッチに関する変更

ウデマエXのガチマッチで、プレイヤー数が多い時間帯には、Xパワーの高いプレイヤー同士がより対戦しやすくなるよう、設定を調整しました。
※今後の状況によって、さらに調整を行うことがあります。

ウデマエXのガチマッチで、メンバーが集まるのを待っている画面では、ほかのプレイヤーの名前などが表示されないようにしました。

ウデマエXのガチマッチで、本体機能でブロックされているプレイヤーであっても、そのプレイヤーの推定順位がTOP 2000位以内のときは、対戦することがあるようにしました。

フェスに関する変更

フェスマッチ(チャレンジ)で、フェスパワーがかなり高いとき、メンバーが集まるのを待っている画面では、ほかのプレイヤーの名前などが表示されないようにしました。

フェスマッチ(チャレンジ)で、本体機能でブロックされているプレイヤーであっても、そのプレイヤーのフェスパワーがかなり高いときは、対戦することがあるようにしました。

 ウデマエXのガチマッチフェスマッチ(チャレンジ)では、対戦相手を決めたり、ランキングの順位を決めたりするために、Xパワーやフェスパワーが重要な役割を果たします。

 それらのパワーを正しく算出するには、対戦相手が偏りなく選ばれることが重要であるため、対戦データを基に不正なパワー操作を検知する仕組みを用意しています。

 検知されたデータを人の手で精査し、不正行為が確実であると断定できる場合は、その月の記録を無効にするとともに、ニンテンドーアカウント利用規約に基づいたペナルティを適用しています。また、これらの仕組みを、日々更新しています。

 このように不正行為への対処を行っていますが、対戦相手を意図的に限定して不正にパワーを操作しようとする行為が、全体から見れば非常に少数ではありますが、検知されることがあります。

 そこで、より安心してガチマッチフェスマッチ(チャレンジ)をプレイしていただくために、不正行為を検知する仕組みを洗練するだけでなく、不正行為自体を行いにくくすることも必要であると考え、今回のアップデートを行いました。

 なお、ブキなどの調整は、データを引き続き長期的に分析したうえで、今後も行っていきます。


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【スプラトゥーン2】更新データの内容
ライター
園児時代に押入れにあった神トラFF4を遊んだことがきっかけでゲームにハマる。主にアクションゲーム、アドベンチャーゲーム、デジタルカードゲームを遊び、気に入ったゲームはトロコンまで遊ぶ派。思い出のゲームは『ロックマンエグゼシリーズ』『ぼくのなつやすみ2』『銃声とダイヤモンド