ビジャレアルは29日、ヨーロッパリーグ(EL)グループI第2節でカラバフとのアウェイ戦に臨み、3-1で逆転勝利した。ビジャレアルのMF久保建英は75分までプレーしている。

開幕節のスィヴァススポル戦を5-3と打ち勝ったビジャレアルは、その試合で1ゴール2アシストの活躍を見せた久保が[4-5-1]の左サイドでスタメンとなった。

開幕節でマッカビ・テルアビブに敗れたアゼルバイジャン王者のカラバフに対し、ビジャレアルが押し込む展開で立ち上がっていくと、16分に右CKからバッカのヘディングシュートが左ポストに直撃した。

その後も押し込むビジャレアルは32分、久保が得たFKをトリゲロスが直接狙うとシュートはゴール左上を捉えたが、GKの好守に阻まれた。

押し込みながらもゴールレスで迎えた後半、53分にチュクウェゼがGK強襲のシュートを浴びせると、60分には右サイドからカットインした久保がミドルシュートでGKを強襲。

攻勢を強めるビジャレアルは62分、久保が左サイドを突破して上げたクロスにチュクウェゼが合わせる決定機を演出。さらに69分、久保のスルーパスに反応してボックス右に侵入したハウメ・コスタがシュートに持ち込むも枠を捉えきれない。

スコアを動かせないビジャレアルは75分に久保やバッカら3枚を変えるも、78分に先制される。浮き球パスをボックス右に走り込んだオウスにボレーで蹴り込まれた。

それでも2分後にすかさず追い付く。ボックス左でパスを受けたピノがカットインシュートでゴール左に突き刺した。そして85分、ビジャレアルが逆転に成功する。ボックス左ゴールライン際でチュクウェゼが粘ったプレーから、マイナスのパスをアルカセルが押し込んだ。

結局、追加タイムにもPKでアルカセルがダメ押しゴールを奪ったビジャレアルが終盤の3ゴールで逆転勝利とし、2連勝スタートとしている。

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