ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第2節が29日に行われ、FW北川航也が所属するラピードウィーンはアウェイでモルデと対戦した。北川は先発出場で59分までプレーした。

 ラピードウィーンは第1節でイングランドの強豪アーセナルに善戦したものの、1-2で逆転負けを喫した。今節はノルウェー王者モルデの本拠地に乗り込み、今大会初白星を目指す。

 試合はモルデが先にチャンスを作り、9分に左サイドからのFKでオーラ・ブリンヒルセンがヘディングシュート、18分にはオヒ・オモイユアンフォがペナルティエリア中央から右足シュートを放つ。だが、ラピードウィーンはどちらもGKパウル・ガートラーが好セーブで阻止した。

 ラピードウィーンは43分にチャンス。北川からパスを受けたマルセルリッツマイヤーがエリア前中央から思い切りよく左足を振り抜く。強烈なシュートは相手GKの手を弾いたが、左ポストに直撃して得点にはならず。試合はそのままスコアレスで折り返した。

 後半に入って65分、モルデが均衡を破る。エリア左へ抜け出したクリスフェル・ハウゲンがグラウンダーのクロスを送り、ゴール前のオモイユアンフォが合わせて先制点を奪った。1点を追う展開となったラピードウィーンだが、その後は反撃が実らないままタイムアップ。ラピードウィーンは敵地で敗れて2連敗を喫し、モルデは2連勝を飾った。

 次節は11月5日に行われ、ラピードウィーンはホームでダンドークと、モルデはアウェイでアーセナルと対戦する。

【スコア】
モルデ 1-0 ラピードウィーン

【得点者】
1-0 65分 オヒ・オモイユアンフォ(モルデ)

ラピード・ウィーンに所属するFW北川航也(写真は10月22日のアーセナル戦)[写真]-Getty Images