ドイツ誌『キッカー』は13日、ドルトムントの練習に参加している元ドイツ代表DFマヌエル・フリードリヒが同クラブに加入する可能性があると伝えた。

 ドルトムントは、9日に行われたブンデスリーガ第12節でヴォルフスブルクと対戦したが、同試合でセルビア代表DFネヴェン・スボティッチが負傷。右ひざ後十字じん帯と内側側副じん帯を損傷し、今シーズン中の復帰が絶望的となった。

 スボティッチの長期離脱を受け、ドルトムントは代役候補としてドイツ代表経験もあるフリードリヒの獲得を検討。同選手は、今夏にレヴァークーゼンを退団して以降、無所属となっているため、即座に獲得することができる。

 マインツの下部組織出身のフリードリヒは、2000年にトップチームデビュー。2シーズンを過ごした後ブレーメンに移籍したが、2004年1月にマインツに復帰。2007年にはレヴァークーゼンに加入し、今夏に退団するまで同クラブに在籍した。なお、マインツ時代にはクロップ監督の下でプレーした経験がある。

昨シーズンまでレヴァークーゼンでプレーしていたフリードリヒ(右) [写真]=Getty Images