ねとらぼ読者から、料理中に起こった危険な出来事をインタビューする企画「お料理で事故った話、教えてください」。今回は「部屋でスマホをいじっていたら、お湯を沸かしていたヤカンが丸焦げになった」というお話。

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●連載:お料理で事故った話、教えてください

 料理は毎日食べるもの。だけど、するのは意外と危ないもの。日々の暮らしの中で見落しがちな「家事にはどんな危険があるのか」「注意すべきポイント」に気付くために、いろいろな人から体験談を募集していろいろ聞いてみよう、という企画です。

●「キッチンと自室は目と鼻の先だし、ちょっとくらい……」

 成人してからやらかした最大の凡ミスなのですが、以前、お茶を入れようとヤカンを火にかけ、「お湯をたっぷり沸かすから時間がかかるだろう」と部屋でスマホをいじっていたことが。「おかしいな、まだ沸かないのかな」と思っていたら、帰宅した母が「ヤカンが焦げている」と。飛んでいったらヤカンの中のお湯が蒸発しきって、底面は丸焦げに。

 幸い、コンロの安全装置が作動して火は消えていたのですが、大目玉を喰らいました。

 それまで「お湯を沸かして火事なんてありえないでしょ」と思っていたのですが、真っ黒になったヤカンを見て「下手したらありうるな」と思い直しました。

―― “最大の凡ミス”とのことですが、うっかりやらかしてしまった理由は?

 以前使っていたヤカンには笛がついていて、お湯が沸くと水蒸気でピーピー鳴るようになっていました。そのときのヤカンは買ったばかりだったのですが、笛がついていなくて。目視しないと、沸いたかどうか確認できないものでした。

 それから、マンション暮らしなので、「キッチンと自室は目と鼻の先だし、ちょっとくらい部屋でスマホいじったっていいだろ」と油断していて。あっという間にだいぶ時間がたってしまって、空だきになっていたんです。

―― ヤカンは使い勝手が違うし、スマホは触っていると時間感覚が狂うし……といったところでしょうか。

 元からそそっかしい性格でしたが、こればかりは「やっちまった☆てへ☆」では済まされないレベルでした。それからと言うものの、お湯を沸かす際には火のそばを離れない、離れないといけない場合は本当に短時間に留めるようにしています。

 少し話が脱線するんですけど、実はもう数年で実家を出ようと思っていたのですが、この一件で家族からは「こいつは1人で暮らしたら大変なことになる」と認識されたと思います。

 恥ずかしい話、火を使うときに親の監視が入るようになりましたね。実はこの前も鍋に火を付けたまま、キッチンを出て自室に行ったら父親から怒鳴られました。すぐ戻るつもりだったので、なんだよと少しイラッとしましたが、親は「このマヌケはまたやらかすつもりなのか」と思ったのでしょう。

 私の人生最大のやらかしを記事にして、私のように「どうせヤカンだし(鍋だし)火事にならんやろw 天ぷら油じゃあるまいしw」と油断している人に注意喚起をお願いしたいです……。

※編集部注:この体験談のように、ヤカンが空だき状態になって火災に発展した事例は京都市消防局のWebサイトなどに掲載。コンロの輻射熱から、付近のものが発火する場合があるもよう。同消防局によると「火災の多くは、使用者の『うっかり』や『不注意』による『人災』」だそうです。

ちなみに、ここから本当に火災につながる事例もあるそうです。