<みきーるの女子マインド学>


 テレワークもだいぶ広まりましたが、オフィスにも少しずつ人が戻っているようです。今回は、職場の女性に関するお悩みをいただきました。


オバサンアピールが激しい同僚にモヤッ
【Q】すぐ「オバさんだからさぁ」と言う同僚。私、同い年なんですけど…



写真はイメージです(以下同)



「新しく仕事のチームに入ってきた女性が、“オバさん”を多用しすぎてイライラします。その女性・Aさんは私と同い年の34歳なのですが、なにかにつけて『オバさんだからさぁ』とか『オバさんにはわかんない』などと言い、返答に困ってしまいます。その中には、『もちろん、あなたも仲間よね?』という私への圧も感じられ……。


 私は必要以上に若く見られたいとは思いませんが、『一緒にしないで』という気もするし、職場には年上の女性もたくさんいるので、彼女たちが不快に思っていないかヒヤヒヤします。実は同じ部署に気になる年下男性がいることもあって、モヤモヤは募るばかりです。自分で自分を“オバさん”と思うのは勝手ですが、なぜわざわざ口に出すのでしょう?」(カオルさん・34歳)


◆すぐ「オバサンだから」と言うその心とは?
【A】気分は「あつまれ! オバさんの森」! ひとりで“オバる”のはさみしいから



 たしかに「オバさんだからさぁ」とイントロをつける女性、いますよね。同い年の女性がのたまう“オバさん”に、居心地が悪くなるのはわかります。「私は現役下りました! ユーは!?」と問いかけられたようで、いたたまれない気にもなりましょう。


 特に日本の“オバさん”という言葉は難しく、立場を表す場合以外は、ふてぶてしいイメージがあったり、悪口のように聞こえてしまうのも問題です。カオルさんのように年下の人が好きなら、なおさらモヤることでしょう。


 おそらくAさんは、「私って、オバさんなんだ」と腑に落ちたとき、何かすごくラクになったのではないかと思います。“オバさん”と自称することで、“無理してがんばらなくていい優先パス”をもらったような……そんな気になったのかもしれません


 だから、「あなたもラクになろうよ!」という気持ちを裏に置きながら、「オバさん」と言っているのでは? ただ、ひとりで“オバる”のはさみしいので敢えて口に出し、「あつまれ! オバさんの森!」的なムードを出しているのだと思います。


◆腑に落ちるタイミングは人ぞれぞれ
 カオルさんがイラッとするのは、まだあなたの中では振り分けられていない“オバさん”というものを、自認するかしないか迫られているような気がするから……かと思います。



 同調するのも否定するのもうっとうしくて、不愉快になるのではないでしょうか。自分で「オバさんだな」と思うのはよくても、誰かに巻き込まれるように“オバさんにされる”のは、誰だってきっと嫌なのです。


 カオルさんは34歳とのことですが、同じ30代女性でも、未既婚や子供の有無、恋人や好きな人がいるか、また周囲の人の年齢によっても、心持ちは変わるかと思います。「うんうん、私たちオバさんよね!」と思える人もいれば、「待って待って」と戸惑う人もいるでしょう。


 “腑に落ちるタイミング”は人それぞれなので、A子さんが“オバ発言”してきても、のっかる必要はないですよ。あなたは“34歳のオバさん”でなく、“34歳の女性”です。


 逆に、A子さんのように“あつオバ”発言しがちな人は、「オバさんだからさぁ」ではなく、「私はさぁ」というように自身に寄せた表現をすると、周囲の人もまろやかでいられます。あつめるのは“どうぶつ”だけでいい。そのほうが、エレガントだろうと思います。


<文/みきーる>


【みきーる】ジャニヲタエバンジェリストメンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!