ここに線路があったと想わせる曲線、その先に朽ちたレールやプレートガーダー橋……。

ここは島根県江津市。江津といえば、江の川に沿って島根と広島の山間を行く、三江線(江津~三次)。この線路跡は、三江線の名残。

画像は三江線の起点、江津駅からクルマで1分、駅から1kmほど離れた江の川沿いに立ってみえた景色。

「立入禁止 JR西日本」という看板や、勾配標がみえる。その先には、江津へむけて敷かれたレールが一部。さらに三次方には見事なプレートガーダー橋が残っている。

このプレートガーダー橋が、第二江津橋りょう。塗装施工表記には、「江津~江津本町 0K821M07」とある。江津起点で821メートル地点、次の駅は江津本町(ごうつほんまち)。

江津本町駅へとむかう途中、クルマの道はこの第二江津橋りょうの下をくぐり、石州瓦の古い家屋が軒を連ねる集落へと入っていく。

ここが江津本町の集落。「江の川の舟運と日本海の海運の要所として栄え、その重要性から江戸時代には幕府直轄地である大森代官所領(天領)に組み込まれた」という経緯がある。

「川岸から町中に向けては多くの廻船問屋が軒を並べ、その中心を山陰道が貫いた。陸路、海路、川の道の交通接点として経済的な発展を見せた江津本町。赤瓦が光り輝く天領のまち」

「明治維新後も郷田村・江津町・江津市の行政・経済の中心として栄えた江津本町でしたが、1962年の市庁舎移転に伴い、中心地としての役割を終えた。しかし、江戸時代から昭和初期にかけての建造物が現在でも多く残り、往時の面影を残している」

そうか。ここが江津の中心街だったのか。クルマを走らせているとたしかに、郵便局豆腐屋、酒屋、寺院と、古くから続く商店や集いの場が続く。

明治前期に建てられた擬洋風建築物の旧江津郵便局や、旧江津町役場(甍街道交流館)がいまも残る江津本町。

毎年春には、江津本町で町歩きイベントが開催され、古町好きな人たちでにぎわうという。

―――そして江津の中心はいま、江津本町のひとつ先、海側にある山陰線江津駅に移った。じゃあ、江津本町駅はいまどんな景色か……は、またこんど。

Googleマップ 郷川橋梁
https://goo.gl/maps/XkjX8bizziKwWJLR9

◆しまね観光ナビ 島根県公式観光情報
https://www.kankou-shimane.com/

江津市観光協会
https://gotsu-kanko.jp/

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