3日、大井競馬場で行われた交流G1・JBCクラシックは、断然の1番人気に支持されたクリソベリルが圧勝。国内無敗をキープした。2着に大井を得意とするオメガパフューム、3着にチュウワウィザードが入り、帝王賞上位馬がそのまま入線した。

音無秀孝調教師
「負けなかったのですごい嬉しいんですけれども、今日が一番安心して見ていました。馬の方がなれていますので、いつもと変わりなく、調子のほうも牧場から帰ってきてから順調にきましたし、追い切りも指示通り消化して良い状態にあるなというのは感じていましたので、こういう風になると思っていました。スタートが決まったのが一番良かったのと、行く馬が2頭いて、それを前で見ながら、いつもよりはちょっと前で競馬をして、更に我慢して、最後に脚を残していましたから安心して見ていました。斤量一緒ですから、ハンデ戦ではないですから、G1馬らしい走りをしたなと思います。(次走は)オーナーとの話し合いもまだ出来ていませんが、目標はチャンピオンズカップしかありませんね。そこで一息入ると思いますので、年内はそれで終わりにして、来年はまたサウジに行くかどうかというところかもしれませんね。まだまだ成長途上な馬ですから、これから海外で去年のサウジリベンジもしたいなと思っていますので、また応援してください。よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3日、大井競馬場で行われた10R・JBCクラシック(Jpn1・3歳上オープン・ダ2000m)で1番人気、川田将雅騎乗、クリソベリル(牡4・栗東・音無秀孝)が快勝した。2.1/2馬身差の2着にオメガパフューム(牡5・栗東・安田翔伍)、3着にチュウワウィザード(牡5・栗東・C.ルメール)が入った。勝ちタイムは2:02.5(稍重)。

【JBCクラシック】川田「手応えも抜群」クリソベリルが圧勝

国内無敗

 断然の1番人気に支持されたクリソベリルが力の違いを見せた。レースではスムーズに3番手の位置で折り合いをつけてなんの不利もなく勝負どころへ。先を行く逃げ馬を見ながら直線でスパートを開始すると、ラスト1ハロンから一気に抜け出しを図り、あっという間にライバルを突き放した。ここでは力が1枚も2枚も違い、国内無敗をキープした。

クリソベリル 9戦8勝
(牡4・栗東・音無秀孝)
父:ゴールドアリュール
母:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
馬主キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 クリソベリル
2着 オメガパフューム
3着 チュウワウィザード
4着 ミューチャリー
5着 ダノンファラオ
6着 デルマルーヴル
7着 ロードレガリス
8着 サクラアリュール
9着 サウンドトゥルー
10着 ノンコノユメ
11着 センチュリオン
12着 サブノクロヒョウ
13着 マースインディ
14着 アングライフェン
15着 ブラックバゴ