ドラマ「俺たちはあぶなくない～クールにさぼる刑事たち」(MBSほか)の“人のいい刑事”役でも話題の俳優・猪野広樹が主演する新作オリジナル舞台「GHOST WRITER」が2021年に上演される。作・演出・プロデュースは劇作家/演出家の西田大輔、ヒロインは女優・生駒里奈が務める。

【写真を見る】ドラマ「俺たちはあぶなくない」ではコミカルな演技で視聴者を魅了！

■モチーフは「ダルタニアン物語」

「GHOST WRITER」は西田による新作オリジナル舞台。数多く映画化されてきた「三銃士」を含む名作「ダルタニアン物語」をモチーフに、謎めいた一冊の本を巡る冒険の物語を描く。

暗い石階段を降り続け、人けのない古城の地下奥深くに歩みを進める若き銃士・ダルタニアン。扉を開けると、そこには約束の相手である作家オーギュスト・マケがいた。

作家と言っても名ばかりで、著名な作家の代筆で日銭を稼ぐマケは、ダルタニアンにとって昔なじみの親友。そして、幼き頃にダルタニアンの命を救った恩人でもあった。

マケはダルタニアンに一つの頼みをする。それは「奪われたこの本の片割れを、取り返してほしい」。マケのため、ダルタニアンは命を懸けた冒険に出る――というストーリーだ。

主演を務める猪野は、舞台「弱虫ペダル」新インターハイ篇～制・限・解・除～(リミットブレイカー)の今泉俊輔役や主演舞台「PERSONA5 the Stage」などで知られる注目俳優。

現在はドラマ「俺たちはあぶなくない―」に出演中。先輩刑事で相棒でもある月賀梨男(矢野聖人)のツキのなさに振り回される刑事・伊喜利辰巳役でコミカルな演技を見せている。また、11月20日(金)からは舞台「血界戦線 Beat Goes On」で第1弾公演に引き続きザップ・レンフロ役を務める。

2020年1月、西田率いるDisGOONieの舞台「DECADANCE　～太陽の子～」に出演した猪野。

「『DECADANCE―』で、いつかDisGOONie作品に出ることを夢の一つにしていた自分の夢がかないました。そこから1年、次はど真ん中で出させていただける喜びをどう表現すればいいか、まだ心と頭が追いついていません」と喜びを表現。

「大尊敬する最強の役者の皆様と演出の西田さんとこの航海を、この旅を精いっぱい楽しみたいと思います」と意気込む。

「GHOST WRITER」は主演・猪野のほか、生駒里奈がヒロインとして出演。さらに山本涼介、定本楓馬、青木玄徳、楠田亜衣奈、伊波杏樹、安西慎太郎、橋本祥平、田中良子、萩野崇、谷口賢志、窪寺昭、長友光弘(響)、村田洋二郎、伊崎龍次郎、そして的場浩司が脇を固める。

大阪公演が2021年1月22日(金)から24日(日)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、東京公演が1月29日(金)から2月7日(日)までEXシアター六本木にて行われる。

舞台「GHOST WRITER」(2021年1月)で主演を務める猪野広樹