江戸東京たてもの園の見どころからグルメお土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

【写真】スタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」の作画の参考にされた中通りの街並み

■江戸東京たてもの園ってどんなところ?「千と千尋の神隠し」の作画の参考にもなった!

江戸東京たてもの園は、1993年(平成5年)に東京都江戸東京博物館の分館として都立小金井公園内に開園した野外博物館。現地保存が不可能な文化的・歴史的価値の高い建造物を移築・復元し、保存・展示することにより、貴重な文化遺産として次代に継承することを目的としている。園内には、江戸時代から昭和中期の、かつて都内にあった民家、商家、住宅など30棟の建物があり、街並みを再現するとともに、建物の内部では生活民俗資料を展示し、東京の歴史や生活文化の理解を深める展示を行っている。また、都市、建築、地域などにまつわる特別展示や、四季折々の行事や遊び、伝統工芸の実演等も行っている。東ゾーンにある明治創業の文具店「武居三省堂」の内部や下町中通りの街並みはスタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」の作画の参考にされた。映画やドラマなどの撮影は、有料撮影(ロケーションボックス)で受け入れている。

■【見どころ・イベント】注目ゾーン&秋のライトアップイベント

ゾーンは通りに面してさまざまな商店が建ち並び、下町の風景が人気を集めている。中でも、通りの先に建つ「子宝湯」は、立派な大屋根や多彩な彫刻など寺社仏閣を思わせる外観が、東京の銭湯建築の特質を表している。一方、センターゾーンには政治家の邸宅や徳川家ゆかりの霊廟など歴史的な建造物が多数。西ゾーンには茅葺きの民家や洋館、建築家モダンな自邸などがあり、全体でさまざまな建築様式の建造物を見学できる。

2020年イベントは、11月22日(日)、23日(祝)に「夜間特別開園 紅葉とたてもののライトアップ」を実施予定。色づき始めた木々や夜の建物の明かりなど、昼間とは趣の異なる江戸東京たてもの園の景色を堪能しながら散策できるイベントだ。

■【グルメレストランカフェで休憩を

園内観覧のあとには、武蔵野の伝統の味を伝える手打ちうどんや日替わり弁当が食べられるたべもの処「蔵」(東ゾーン、店蔵型休憩棟の2階)や、喫茶も楽しめる「武蔵野茶房」(西ゾーン、デ・ラランデ邸内)で休憩することができる。江戸東京たてもの園の広報担当者によると「『蔵』では『武蔵野つけうどん』(冷/650円)、『武蔵野茶房』では『ピリ辛ジャーマンライス』(1320円)が人気です」とのことだ。

■【お土産】人気の「えどまる」グッズを手に入れよう!

江戸東京に関する書籍などのミュージアムグッズを取りそろえる「ミュージアムショップカフェ」(ビジターセンター内)では、「えどまるぬいぐるみ」(972円)など、江戸東京たてもの園のマスコットキャラクター「えどまる」のオリジナルグッズが大人気!また、江戸東京たてもの園の収蔵建造物30棟の詳しい解説が載った「解説本」(315円/日本語版、500円/英語版)も売れ筋商品となっている。ショップの奥にはカフェがあり、飲み物などを購入できる。

■【混雑状況・回り方】土日祝は混雑することも

園内に移築・復元された30棟の建造物は、さまざまな時代の建築様式の特徴を持っている。広報担当者は、「建物内部には調度品や民俗資料も展示していますので、建物の歴史や当時の生活文化を体感するのも楽しみ方の1つではないでしょうか。また、自然豊かな園内では四季折々の情景も楽しめ、観覧の合間にカフェやお食事処で景色や建物を眺めながらひと休みされるのもおすすめです」と、回り方をアドバイスする。見学の所要滞在時間としては、1時間から3時間程度を予定しておくと良いだろう。

さらに、混雑情報については「平日は比較的ゆっくりご覧いただけます。土日祝日は平日より来園者は多く、特に午後の方が人出は多くなります。例年夏と秋に実施している夜間特別開園時やイベント実施日は混雑しますが、夏休み期間中も通常の平日・土日などと大きくは変わりません。桜や紅葉を見られる春と秋の行楽シーズンは、団体のお客様が多くなります」と教えてくれた。また、20名以上の団体は事前予約すると入園がスムーズとのこと。

■【料金】前売り電子チケットはスマホから購入できる

入園料は有料。一般400円、大学生(専修・各種含む)320円、中学生高校生(都外)および65歳以上は(要証明書提示)200円だ。都内在学・在住の中学生小学生、未就学児は無料。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳を持つ人とその付き添いの方2名は無料。スムーズに入園することができる「江戸東京たてもの園 前売り電子チケット」はスマートフォンで購入できる。

■【アクセス】最寄り駅は武蔵小金井!JR中央線または西武新宿線を利用しよう

電車の場合は、JR中央線の「武蔵小金井駅」北口で降り、西武バス2、3番乗り場よりバスに乗って「小金井公園西口」で下車する(下車して徒歩5分で到着)。西武新宿線の「花小金井駅」を利用する際は、南口で降りて西武バスの南花小金井のりば(小金井街道沿い)よりバスに乗り、「小金井公園西口」で下車しよう(下車して徒歩5分で到着)。車の場合は、五日市街道沿い「小金井公園前」信号より公園へ入る。駐車場は、小金井公園の有料駐車場(第1駐車場)を利用しよう(※週末や祝休日は、周辺道路の交通渋滞や公園駐車場の混雑などが予想されるので、公共交通機関での来園を推奨)。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

(2020年10月21日現在)

・37.5度以上の発熱や咳・咽頭痛などの症状がある方については、ご来園をお控えください。

・過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来園をお控えください。

マスクの着用、咳エチケット、手洗いや手指消毒にご協力ください。マスクを着用でないお客様の入園はご遠慮いたただきます。

・入園時に検温を行います。37.5度以上の発熱があると認められた際は、入園をお断りいたします。

・ご来園の際は、東京都が提供する「東京版新型コロナ見守りサービス」の登録にご協力ください。詳しくは東京都戦略政策情報推進本部公式サイトをご覧ください。

・園内では他のお客様との距離をできるだけ2メートル取るように心がけてください。

・展示室内での会話はお控えください。

・見学会や撮影会、交流会など、集団を生み出す活動はご遠慮ください。

・復元建造物や展示物周辺でのスナップ以外の撮影やスケッチなど、長時間にわたり同じ場所に留まる行為はご遠慮ください。

・展示物および展示ケース、使用を中止している機器等には手を触れないでください。

スタッフは毎日検温を実施し、健康状態を確認します。

スタッフマスクを着用します。

・チケットカウンターにはアクリル板等を設置します。

・園出入口に消毒液を設置します。

・園内の清掃・消毒・換気を徹底します。

・お客様同士の間隔があけられるよう入園の際はご整列いただきます。(著しく混雑した場合は、園の公式サイトやSNS等でお知らせします)

・園内の復元建造物等で、十分な換気ができない場所や距離が取れない場所の立入・見学を中止いたします。

・特別展「ぬくもりと希望の空間〜大銭湯展」のご観覧は、展示室の構造上、入場制限をいたします。(入場制限の状況については、園の公式サイトやSNS等でお知らせします)

・空調設備等を利用して、換気強化を行います。ビジターセンターや休憩棟の扉や窓を開放します。十分な冷暖房ができませんので、ご来園の際には暑さ寒さ対策をお願いします。

・人が1カ所に滞留しないよう、案内表示等により注意喚起します。

・手で触れることができる展示物は、原則接触を中止します。

トイレに設置されているハンドドライヤーの使用を禁止します。

・園者・スタッフが発症した際は保健所と適切に連携するとともに、必要に応じ、園の公式サイト等でお知らせします。(念のため、来園された日時をご自身で記録しておくことをおすすめします)

・状況により予定が変更となる場合があるので、公式サイトやSNSで最新の情報を事前に確認のうえ来園してください。

取材・文=平井あゆみ

<施設情報>

住所:東京都小金井市桜町3-7-1

アクセス:【電車】JR武蔵小金井駅からバスで小金井公園西口下車、徒歩5分 【車】中央自動車道調布ICから約20分

予約:20名以上の団体のみ要予約

営業時間:4~9月9:30~17:30 最終入園17:00。10~3月9:30~16:30 最終入園16:00

定休日:月曜(祝日の場合翌日)、年末年始

駐車場500台。都立小金井公園有料駐車場を利用(有料)

料金:有料。一般400円、大学生(専修・各種含む)320円、中学生高校生(都外)および65歳以上(要証明書提示)200円。都内在学・在住の中学生小学生、未就学児無料

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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2020年10月時点の情報です。

三井八郎右衞門邸。東京都指定有形文化財