アメリカで19歳の女性が、認知症を抱える89歳男性と結婚したことを結婚式の写真を添えてツイッターで報告した。この女性の行動に「非常に不快だ」と多くの批判の声があがっている。『news.com.au』『7NEWS.com.au』などが伝えた。

アメリカに住む19歳のオリヴァ・ストーンさん(Oliva Stone)が結婚した旨を、今年9月に行われた結婚式の写真とともにSNSに投稿した。しかしその相手は、リー・ホプキンスさん(Lee Hopkins)という認知症を患う89歳の男性。写真にはオリヴァさんがウェディングドレスを纏ってリーさんとベンチに座り肩を寄せ合う姿や、ウェディングケーキの前で笑い合う2人の姿が写っている。

後にこれらの写真だけでなく、オリヴァさんが友人と交わしたと見られるメッセージやツイートスクリーンショット画像も拡散されている。このなかでオリヴァさんは「義理の息子は私より年上になっちゃうけど、本当に幸せだわ!」と自慢げにコメントしている一方で、「30歳までに未亡人になるわね。私は彼の遺産を独り占めするの」と明かしており、遺産目当てで結婚したことが明らかとなった。

これらの画像はRedditやFacebookなどで大きく拡散され、このオリヴァさんの行動に「冗談だろ? これは合法なのか?」「彼女は逮捕されるべきだ」「調査してこの結婚は取り消されるべき」「心が痛いわ。この女性には道徳心がないのかしら」と批判の声が集まっている。

2人はリーさんが入所していた介護施設で出会った。後にオリヴァさんが介護を行うためにリーさんの家に引っ越すことを提案し、関係を築いていったという。リーさんには妻や子供がいたが全員亡くなっており、この結婚を止められる人はいなかった。

あるユーザーが「彼は認知症のようだけど、どうやって結婚に合意したの?」とツイッター上でオリヴァさんに尋ねると、「あなたは認知症についてよく知っています? 認知症を持つすべての人が重度のアルツハイマー病だと思い込んでいるのかしら。彼は日にちが分からなくなる程度で、私のこともちゃんと認識しているわ」と反論している。

なお現在、オリヴァさんのSNSアカウントは削除されており、彼女の投稿を見ることはできなくなっている。

画像は『theCHIVE 2020年10月20日付「Vile Teenage Gold-Digger marries 89-year-old, gets caught by Twitter」』『7NEWS.com.au 2020年11月4日付「Teen bride marries man, 89, with dementia – and posts THIS on social media」(Credit: Reddit)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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