クラッシュ 4K無修正版」が、製作から25年を迎える2021年1月29日(金)より、東京・シネマート新宿ほか全国順次公開することが決定した。

【写真を見る】全編の8割以上がセックスシーンである映画「クラッシュ 4K無修正版」

本作品は、イギリスのSF作家J・G・バラード1973年に発表した、自動車事故により性的興奮を覚える人々を描いた、危険度100%の究極の偏愛を描いた小説「クラッシュ」を、カナダデビッドクローネンバーグ監督が映画化したものだ。

全編の8割以上がセックスシーンである、本作の主人公ジェームズ役にジェームズ・スペイダーが、夫を失いながらも、新たなる欲望を開拓しようとするヘレン役にホリー・ハンターが、交通事故で両足が不自由になりながらも、ボンテージファッションに身を包み、性の境地を切り開いていく女性ガブリエル役にロザンナ・アークエットが、ジェームズの妻キャサリン役にデボラ・カーラ・アンガーが、加えて、彼らを結びつける謎の男ヴォーン役にイライアス・コティーズなどがキャスティングされている。

撮影は、クローネンバーグ作品すべてで撮影を手がけ、クローネンバーグファミリーとも言える、ピーター・サシツキーが担当している。

死ととなりあわせの危険な快感への目覚め、人体損壊と車体の破損への欲求と美意識、後戻りできない世界にどこまでも堕ちていく姿を、クローネンバーグならではの映像世界で描ききっている。

2021年1月29日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開することが決定した「クラッシュ 4K無修正版」/(C)1996 ALLIANCE COMMUNICATIONS CORPORATION,IN TRUST