ドルトムントベルギー代表MFトルガン・アザール新型コロナウイルスに感染した兄の状況に「不運」だと語った。スペイン『アス』が報じている。

レアル・マドリーベルギー代表MFエデン・アザールは昨季から続くケガの影響で今季も出遅れ、10月27日に敵地で行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループB第2節のボルシアMG戦で70分からピッチに入り、今季初出場。続く10月31日に本拠地で行われたラ・リーガ第8節のウエスカ戦で今季初先発を果たすと、392日ぶりのゴールを記録した。

今季初ゴールをスーペルゴラッソで叩き出して、復活ぶりをアピールしたエデンだったが、7日にチームメイトのブラジル代表MFカゼミロとともに新型コロナウイルス検査で陽性反応を確認され、再び戦線離脱。8日に敵地で行われたラ・リーガ第9節のバレンシア戦を欠場して、メンバー入りした代表活動の参加も叶わなくなってしまった。

弟のトルガンは昨年11月を最後に代表でのプレーから遠ざかる兄の状況に「1年間というのは確かに長いね」と語り、早期復帰を期待した。

「早く癒えてほしい。ベルギー代表も、レアル・マドリーも彼のことを恋しく思っている。彼は世界でベストプレーヤーのひとりで、そんな選手がチームにいるのはいつだって良いこと。マドリーは先週末に彼を欠いて敗れ、ベルギーイングランドに負けた。僕ら全員が100%のエデンを必要としているんだ」

「感染にもかかわらず、彼は気分が良いみたいだ。健康で、無症状。マドリッドの自宅で隔離措置に入り、ここにいないんだけどね。彼からすれば、本当に驚きで、不快だったはず。ケガが癒えた矢先に新型コロナウイルスに感染してしまったのだからね。もう何も起きないことを心から願うばかり。本当に不運だ」

「これで、また2週間の離脱。彼に何かできることはあるのかな? 何もないよ」

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