リヨンジャンミシェル・オラス会長が、オランダ代表FWメンフィス・デパイ(26)の去就について言及した。フランス『フット・メルカート』が伝えている。

今夏にバルセロナ行き直線まで迫っていたものの、財政上の問題もあり、最後までリヨンが移籍を認めず残留となったデパイ。だが、バルセロナロナルド・クーマン監督は「再トライするつもり」と1月のデパイ獲りを示唆するコメントを残している。

そんな中、先日「守れるかどうかもわからない約束はしたくない」と去就について濁したデパイに対し、オラス会長はフランス『RMCスポーツ』で今季終了まで同選手がリヨンに残留することを保証。絶対に成功させなければならないシーズンであるとし、主力選手の冬の放出を否定した。

「各ポジションに代表選手がいる。キャプテンであるメンフィスも含めてね。彼は皆が望む次元へリヨンを連れて行ってくれると信じている」

「アプリオリ的に、我々は契約満了(2021年6月30日)まで彼を残しておけないが、私は最初から彼はバルセロナに行かないと言っていた。誰もその言葉に耳を傾けることはしなかった。彼らは退団するものだと思い込んでいたからだ」

「それはメンフィスだけでなく、フセム・アワールもムサ・デンベレもそう。だが私は最初からこう言っている。我々はヨーロッパカップを不当に奪われたこのシーズンは、絶対に成功させなければならない。だから彼が去ることはないと」

「メンフィスは残る。私のメッセージは明確だ」

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