DCコミックのアメコミ・ヒーロー「ザ・フラッシュ」のドラマ化で当初の予定が変更され、単独パイロットが製作されることが明らかになった。
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米CW局で放送予定の『The Flash(原題)』は、胸に稲妻のマークが付いた赤いコスチュームのスーパーヒーローが活躍するアクション・ドラマ。ザ・フラッシュこと、超高速移動できる特殊能力を持つ主人公バリー・アレン役には、大人気海外ドラマ『glee/グリー』のセバスチャン役で知られるグラント・ガスティンが抜擢された。
8月にあった当初の発表では、CW局で現在放送中。同じDCコミック原作のヒーロー「グリーン・アロー」が主人公の『ARROW/アロー』シーズン2の第8話、第9話と第20話でキャラクター紹介を行い、第20話をスピンオフのシリーズ化を判断するバックドア・パイロットにする予定だった。だが、既に撮影が済んでいる第8話と第9話の仕上がりを確認した製作側が出来に手応えを感じ、単独のパイロット版でいけると判断したという。
Deadlineによると、『ARROW/アロー』シーズン2の第8話と第9話では不可解な連続強盗事件の捜査にあたる科学捜査官としてバリーが登場。第20話で初めてザ・フラッシュの姿で現れる予定になっていたということで、単独パイロットの製作が決定した今、第20話でザ・フラッシュを登場させるか否か、両ドラマの製作チームがこれから検討するという。
『The Flash(原題)』の製作を担うのは当初の発表通り、『ARROW/アロー』の共同クリエイター=グレッグ・バーランティ、アンドリュー・クライスバーグと、脚本のジェフ・ジョンズ。パイ六トン版の監督は、『ARROW/アロー』のパイロット版でメガホンを取ったデヴィッド・ナッターとのこと。
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