ドイツのRBライプツィヒと、インドのFCゴアが若手育成に関する協定を結んだようだ。ライプツィヒが13日に発表している。
声明によると、ライプツィヒのオーナー会社である『レッドブル・グループ』は、戦略的国際化対策の一環として、グループとして初めてアジアに進出し、若い選手のトレーニングと育成、さらには指導者育成のガイダンスやノウハウの提供などを狙いとして行っていくとのこと。
この協定は2023年6月までの期間で、若手育成に定評のあるレッドブル・グループが介入することで、新たな才能の発見やインドサッカーの発展が期待されている。
クラブCEOのオリバー・ミンツラフ氏は「若くてモダンで革新的なアプローチを採用したこのクラブは我々のスタイルに適したもの。新境地を開拓し、国際的な第一歩を踏み出したいと考えている」とコメントを残している。
FCゴアは2014年8月に創設されたクラブで、2013年に発足したインディアン・スーパーリーグ(ISL)では2度の優勝経験を誇る、インド随一の強豪クラブ。かつて元フランス代表MFロベール・ピレスが在籍したことでも知られている。
そのクラブの会長兼共同オーナーを務めるアクシェイ・タンドン氏は「最高のパートナーシップだ」と歓迎し、「彼らはゼロから構築する術を知っている」と、インドでもトップクラスと言われる育成組織のさらなる成長に期待を寄せた。
なお、昨年にはマンチェスター・シティのオーナーグループである『シティ・フットボール・グループ』もムンバイ・シティの株式を65%購入し、インドへ包囲網を広げている。
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