15日、盛岡競馬場で行われた11R・南部駒賞(M1・エスポワールシチー賞・2歳・ダ1600m)で3番人気、服部茂史騎乗、ギガキング(牡2・北海道・田中淳司)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にシンタロウ(牡2・北海道・田中淳司)、3着に1番人気のリュウノシンゲン(牡2・岩手・菅原勲)が入った。勝ちタイムは1:38.4(良)。

 2番人気で五十嵐冬樹騎乗、チサット(牡2・北海道・堂山芳則)は、5着敗退。

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鮮やかな直線抜け出しを決め、初重賞を獲得

(C)岩手県競馬組合

1着 ギガキング
服部茂史騎手
「ゲートでちょっと脚を滑らせましたが、そのあとはスムーズに位置を取ることができました。4コーナーで前が詰まるところがありましたが、うまく抜け出せたら手応えも良かったので、これでいけると思いました。デビュー戦を勝った後、低迷したこともありましたが、そのうっ憤を今回で晴らせたと思います。この馬はさらに強くなっていくと思いますから今後も楽しみです」

田中淳司調教師
「自分のところで1、2着は、できすぎてうれしいです。JBC2歳優駿から間隔は詰まっていましたが、ダメージが少なかったので南部駒賞を使うことを決めました。キャリアも5戦目ですから余力もありましたからね。ギガキングは胴が詰まったタイプなので、マイルのワンターンも合ったと思います。次は全日本2歳優駿へ向かわせたいとオーナーに伝えました」

ギガキング 6戦2勝
(牡2・北海道・田中淳司)
父:キングヘイロー
母:ウルフコール
母父:バブルガムフェロー
馬主:尾崎智大
生産者:谷藤弘美

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