イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督はベルギー代表戦からポジティブなものを感じているようだ。

3位のイングランド(勝ち点7)はUEFAネーションズリーグ(UNL)2020-21リーグA・グループ2第5節で首位に立つベルギー(勝ち点9)とのアウェイ戦に臨み、0-2の敗北。上位対決だったが、ベルギーとの一戦を落として、4強入りの可能性が消滅した。

最終節を残して敗退が決定したサウスゲイト監督は試合後、「大会から去るのも、試合に負けるのも嫌だが、パフォーマンスの質は素晴らしかった」とコメント。結果こそ伴わなかったものの、今月の代表活動に一定の満足感を示した。

「この秋の間、フルメンバーを選べなかったが、それを除けば多くを学び、11人ををデビューさせ、この先も長く我々と一緒に戦うであろう選手を何人か見つけることができた」

また、このベルギー戦で2シャドーの一角として代表初先発を果たしたアストン・ビラのMFジャック・グリーリッシュにも言及。チームの攻撃は無得点に終わってしまったが、グリーリッシュの出来を評価している。

「彼のパフォーマンスは素晴らしく、本当にトップレベルだった。チームの戦いに慣れ、我々が求める戦術を理解して、クラブでの調子をそのままこのチームに持ち込んでくれた。大きな信念とキャラクターをもってプレーしてくれたよ」

なお、前半途中でベンチに下がったチェルシーのDFベン・チルウェルやハーフタイムにピッチを退いたリバプールのMFジョーダン・ヘンダーソン、欠場したマンチェスター・シティラヒーム・スターリングにも触れ、説明した。

ジョーダンハーフタイムに少し筋緊張がみられ、続けられないと感じた。ラヒームはふくらはぎにちょっとした問題があり、13日のトレーニングを欠席したんだ。チルウェルは背中の問題で不快な感じがあり、続行できなかった」

サムネイル画像