2021年3月5日(金)に「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」の公開が決定。また、Official髭男dismが主題歌を担当し、本作のために書き下ろした「Universe」を使用した本編予告映像も解禁された。1985年に公開となった「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争」のリメイク作品でありながら、新しい脚本と現在の技術を駆使した3DCGで描かれる宇宙船や、更には日本を代表するCGプロダクション・白組協力の元、アニメーションを超える演出などさまざまな面で進化を遂げた本作で、再び大きな宇宙の小さな星を舞台にドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。監督は、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」(2019年)で演出を務めた山口晋、脚本は佐藤大が手掛ける。
【写真を見る】主題歌を担当するのはOfficial髭男dism!今回の抜てきに藤原聡も歓喜
■主題歌は飛躍し続けるOfficial髭男dismが担当
そして、数々の映画主題歌を担当するなど飛躍し続けるOfficial髭男dismと、50周年を超え愛され続けるドラえもんのタッグが実現したことに、Vo.&Piano.の藤原聡は「ドラえもんは僕にとっても小さい頃から親しんでいたアニメで、まず今回主題歌を担当させていただけたことを大変光栄に思っています」と、オファーの際の率直な感想を語った。
今作を手掛ける山口監督は主題歌に対し「この曲が流れるエンディングをイメージして初めて『いける!』と確信できました。映画館を出て空を見上げながら口ずさみ、もう一度たかぶってもらえたらうれしいです」とコメント。
製作陣は「メンバーの皆さまがドラえもんに対し特別な思いがあると聞き、やり取りをしたところメンバーお一人お一人からメッセージをいただき、ドラえもんへの深い愛情、熱量を感じ、同じ方向を向いて、作品作りができる」と確信したことを明かした。
そんなOfficial髭男dismが本作のために書き下ろされた主題歌「Universe」は、小さな宇宙人・パピのために立ち上がるドラえもんたちの大冒険に優しく寄り添うような楽曲となっている。
■Official髭男dism・藤原聡コメント全文
■自分の人生をそのまま楽曲にしたことで、少年時代の自分とまた出会えたような気がした
この度Universeという楽曲が生まれました。
ドラえもんは僕にとっても小さな頃から親しんでいたアニメで、まず今回主題歌を担当させていただけたことを大変光栄に思っています。
子供も大人も分け隔てなく包み込みながら回るこの世界で、自分の人生のあり方を、小さな頃からずっと考えていましたが、答えは今も出ないままです。
なんなら、学校でも会社でも自己評価ってものがずっと苦手でした。笑
結局「あの頃はどう」とか、後出しジャンケンで自分の過去を評価する事しか出来ないまま今も暮らしています。
そんな自分の人生をそのまま楽曲にしたことで、少年時代の自分とまた出会えたような気がしたし、日が暮れるまで夢中で遊んだころと同じように、この楽曲を作ることに夢中になっていきました。
このUniverseが映画に彩りを添えられる楽曲になってくれたらうれしいなと思うと共に、聴いて下さった皆さんの日々や、その日々に入り込んでくる悩み事に寄り添ってくれたならバンドとしてこんなに幸せなことはありません。
共にトライアル&エラーを繰り返しながら生きて行きましょう。
■山口晋監督コメント全文
■この仕事は一つの夢でした
初代「のび太の恐竜」が映画化されるまでの盛り上がりを経験した身としては、この仕事は一つの夢でした。あの頃の自分が「熱狂するドラ映画を作りたい!」という思いが今の原動力です。
内容的には、開拓者精神にあふれた20世紀のスペースファンタジーたちに敬意を払いつつ、その上でいかに新鮮な驚きを感じてもらえるかに知恵をしぼりました。
そして主題歌。今回、Official髭男dismさんに担当していただいているのですが、この曲が流れるエンディングをイメージして初めて「いける!」と確信できました。映画館を出て空を見上げながら口ずさみ、もう一度たかぶってもらえたらうれしいです。
■「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」ストーリー
夏休みのある日。のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひらサイズの宇宙人・パピがあらわれる。
彼は、宇宙のかなたにある小さな星・ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れるために地球にやって来たという。最初はパピのあまりの小ささに戸惑うドラえもんたちだったが、ひみつ道具“スモールライト”で自分たちも小さくなって一緒に遊ぶうち、次第に仲良くなっていく。
ところが、パピを追って地球にやってきたクジラ型の宇宙戦艦が、パピをとらえるためにドラえもんやのび太たちを攻撃。みんなを巻き込んでしまったことに責任を感じたパピは、ひとり反乱軍に立ち向かおうとする。
しかし、大切な友だちとその故郷を守るため、ドラえもんたちはピリカ星へと出発する。
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