FIFAは17日、FIFAクラブワールドカップ2020の延期と女子ユース世代のワールドカップ2大会の中止を発表した。

 今年のクラブW杯は12月にカタールで行われる予定だったが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期が決定。開催地は変わらず、新たに来年2月1日〜11日に開催されることが決まった。

 2020年度のU-20とU-17の女子ワールドカップは中止が決まった。U-20女子W杯は当初、2020年8月にコスタリカパナマ(7月に開催辞退)で開催される予定だったが、2021年1月20日2月6日に延期。U-17女子W杯は当初、2020年11月にインドで開催される予定だったが、2021年2月17日3月7日に延期となっていた。延期となっていた両大会は中止が決定したものの、2022年に行われる次回の両大会は2020年度の開催地が引き継がれ、U-20大会はコスタリカで、U-17大会はインドでの開催が決まっている。

 なお、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)は2018年にフランスで行われた前回のU-20女子ワールドカップで初優勝。連覇を目指す2020年大会も出場が決まっていた。また、U-17女子日本代表(リトルなでしこ)もすでに2020年のW杯出場権を獲得していた。

2020年のクラブW杯が延期に [写真]=FIFA via Getty Images