南九州の玄関口が便利になります。

宮崎県の河野俊嗣知事は2020年11月17日(火)、同県と鹿児島県などが整備中の都城志布志道路について、2021年春に2区間が開通すると発表しました。これにより宮崎県都城市鹿児島県志布志市が、高規格道路で結ばれます。

都城志布志道路は、宮崎道の都城ICから南の志布志港へ延びる計画延長およそ44kmの自動車専用道で、現時点において52%が開通しています。未開通区間のうち志布志市側の有明東IC~志布志IC(仮称)間3.6kmが2021年2月27日に、都城市内の金御岳IC~末吉IC間5.8kmが3月28日にそれぞれ開通し、開通率は73%になるということです。

なお、残る未開通区間は宮崎道に接続する都城IC~横市ICと、末端の志布志IC~志布志港の区間ですが、前者は2021年度の開通が予定されています。

志布志港は大阪からカーフェリー(フェリーさんふらわあ)が発着するほか、南九州と国内外を結ぶ物流の重要拠点です。河野知事は定例会見で都城志布志道路について、「全線開通に向けて先が見えてきた。防災、経済、医療、様々な面での効果が期待される」と話しました。

ちなみに、志布志市では鹿児島市鹿屋市方面から東九州道の延伸工事も進められていますが、志布志市へ通じる区間(鹿屋串良JCT志布志IC)の開通は、豪雨災害などの影響により、2020年度から「2021年夏頃」に延期されています。

志布志港に到着した大阪発のフェリー「さんふらわあ きりしま」(2020年2月、中島洋平撮影)。