「私の絶対は萬さんの役に立ちたいってことだけ」

【写真を見る】いつも以上に“美しすぎる”大島優子演じる三和

“影の軍団”の中では借金もなく、ホテルオーナーの令嬢でお金持ちの三和(大島優子)がメインとなる「七人の秘書」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話が11月19日(木)に放送される。

本作は千代(木村文乃)、七菜(広瀬アリス)、不二子(菜々緒)、サラン(シム・ウンギョン)、三和(大島)ら5人の秘書と、情報屋の五月(室井滋)、このメンバーたちの元締め・萬(江口洋介)という7人の“影の軍団”が、金や権力にまみれた支配者たちを一掃し、ことを解決していく。

今回WEBサイト「ザテレビジョン」では、第5話を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

■気になる第5話のあらすじ

東都銀行の常務秘書・望月千代(木村文乃)は、幼いきょうだいが東京都知事・南勝子(萬田久子)の乗った車に泥だんごを投げつけながら「僕たちの家を返せ!」と怒鳴っているところに出くわす。

それを制止し、2人を家まで送っていくことにするが、着いたところは児童養護施設だった。千代が職員に話を聞くと、以前、勝子が老朽化した施設を“ハイクオリティーな児童施設”に新設すると公約したものの、突然その計画を撤回。

しかし土地はすでに都のものになっているため、子どもたちはこの施設で暮らせなくなるという。しかも、どうやらこの決定には裏で財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)が絡んでいるようだった。

富裕層だけが得をして、子どもたちが泣きを見る、そんな都知事のやり方に憤った千代が秘書軍団にこの話をすると、都知事秘書・風間三和(大島優子)は、「そんなのよくあることでしょ?」と一蹴。三和の追い打ちを掛けるような余計なひと言にカッとした千代と険悪ムードになり、さらに三和は、子どもたちを助けたいというほかのメンバーとも対立してしまう。

そんな中、ラーメン店「萬」に粟田口がやって来る。表情を一変させた店主の萬敬太郎(江口洋介)に千代らの緊張感が高まる中、粟田口は自分の知り合いたちの悪事を暴き、世間から葬っているのが萬ではないかと疑いの目を向ける。

一方、裕福な家庭に育ちながらも闇を抱えて生きてきた三和は、そんな自分を認めてくれた萬のために、粟田口と自分のボス・勝子をぶっつぶす決意を固める。秘書軍団は手始めに勝子の弱点を探し始める。

■三和と千代が険悪ムード!?

第4話の放送終了後に野間口徹の「来週ですね。チラッとお邪魔します」というツイートを偶然にも発見。その野間口演じる何か悩みを抱えたような雰囲気を醸し出す、作業服の男性が、千代たち美女軍団とさまざまな形で会話するシーンでは、正直元気をもらったし、欲を言えば私も囲まれたい。

どんなに苦しい状況であって、自分にとって、少しでも“幸せだな”“ついてるかもしれない”ということが見つけられたらそれだけで生きていけるのかもしれないとしみじみと感じながら、「七人の秘書」第5話の試写室は幕を開けた。

第5話では、勝子が老朽化した施設を“ハイクオリティーな児童施設”に新設すると公約したものの、突然その計画を撤回。土地はすでに都のものになっているため、子どもたちはこの施設で暮らせなくなるというストーリーが展開。

そんな子どもたちを「助けたい!」と動く千代たちに対し、三和は「そんなのよくあることでしょ?」と一蹴する。そこで終わっておけばよかったものの、三和が言い過ぎてしまったことで千代と険悪ムードになり、「子どもたちを助けたい」というほかのメンバーとも対立してしまう。

■三和の萬への思いは恋心?それとも敬愛?

また、勝子を懲らしめるに至るまでの道のりで、三和はどう自分と向き合い、千代と向き合うかの鍵を握るのは三和の過去だった。

今回、三和の過去や萬との出会いも明らかになる。自分を無意識に否定してしまう三和を萬はある言葉で救い上げるシーンが登場。

萬にとってはささいな言葉だったかもしれないけれど、三和にとっては初めて誰かに肯定された言葉だったはず。その言葉に三和は心の底から喜び、その幸せをかみしめたんだと思うと、胸がぎゅーっと締め付けられた。

三和の萬への思いが、恋心なのか、敬愛なのか、視聴者の考察が本当に面白い。その考察を読んだうえで見た第5話でも、三和の心は、勝手に判断できなかった自分がいた。

これから先も、できるものならば末永く、三和の視線の先とその純粋な思いを見守っていきたい。今回の第5話で言える真実はただ一つだけ、「三和が今まで以上に美しすぎる、ビジュアルが最高」ということ。

三和ファンにとって神回だといっても過言ではない、今まで以上に美しすぎる三和がメインとなる「七人の秘書」の第5話は11月19日(木)夜9時から放送される。

三和(大島優子)がメインとなる「七人の秘書」第5話が11月19日(木)に放送される/(C)テレビ朝日