ブンデスリーガ第8節、バイエルンvsブレーメンが21日に行われ、1-1で引き分けた。ブレーメンのFW大迫勇也はベンチ入りも出場機会はなかった。

バイエルンは前節、ドルトムントとのデア・クラシカーを逆転勝利し、単独首位に躍り出た。この試合でキミッヒを長期離脱で失った中、代表戦を戦ってきたゴレツカやニャブリ、サネらドイツ代表組がベンチスタートとなり、ミュージアラやドグラス・コスタが先発となった。

一方、前節ケルン戦では途中出場した中、自身が与えたFKから先制ゴールを献上してしまった大迫。攻撃面でもアピールに失敗した中、代表に合流せずコンディションは万全の中、引き続きベンチスタートとなった。

[4-3-3]で臨んだバイエルンは3トップに右からコマン、レヴァンドフスキドグラス・コスタと並べ、ミュージアラは左インサイドに入った。

6分にCKからミュラーが決定的なヘディングシュートを浴びせたバイエルンが押し込む時間を増やす展開で立ち上がっていくも、ブレーメンが16分に決定機。左クロスに合わせたサージェントのダイレクトシュートはGKノイアーのファインセーブに阻まれ、ルーズボールを押し込みにかかったアウグスティンソンのシュートもGKノイアーの好守に阻止された。

バイエルンは19分、リュカが空中戦の際に腰をピッチに強く打ち付けてプレー続行不可能となり、ゴレツカが中盤に投入され、ハビ・マルティネスがセンターバックに下がった。

ハーフタイムにかけてはブレーメンが集中した守備でバイエルンの攻撃を凌ぐと、45分に先制する。サージェントがボックス右へ侵入してマイナスに折り返すと、M・エッゲシュタインが合わせてネットを揺らした。

迎えた後半、1点を追うバイエルンが前がかる中、52分にドグラス・コスタのミドルシュートがバーに直撃する。そして62分、試合を振り出しに戻した。ボックス手前右からのゴレツカのクロスをファーサイドのコマンがヘッドで押し込んだ。

同点後、3枚替えを敢行したバイエルンはニャブリやサネを投入。引き続き押し込む展開が続くも、水際で守るブレーメンを崩しきれない。

終盤にかけてはカウンターでサージェントがバイエルンを脅かしたブレーメンが勝ち越しゴールに迫った中、1-1でタイムアップ。ブレーメンバイエルン相手の連敗を22で止めている。

サムネイル画像