JaaBourBonz初となる東京ホールワンマンが、2020年11月15日(日) SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行われた。

コロナ禍での開催ということもあり、観客数を制限、2部制、生配信ありと何事においても初めて尽くしのライブ。

そんなライブは「アドベンチャー」からスタート。多くの苦難に見舞われた2020年。思うようにライブ活動を行えず葛藤や苦悩もあっただろう。MCでも言っていたが、メンバー同士が険悪になることも実際にあったと思う。その困難を乗り越えたからか、今回のステージは未来への希望を感じさせる曲が多いように思う。「こんな時代だからこそ明るく、希望を持って頑張ろう!」そんなメッセージが感じられた。

もちろん笑いも忘れてはいない。オープニングムービーでは、映画のマナー広告になぞらえて「新しいライブの楽しみ方」を放映。大きな声で声援を送ることができないファンに変わり、サウンドマシンがメンバーに熱い声援を送ってくれたりもした。最新アルバム『チャレンジャア』に収録の「12支」では、会場を5つのパートに分割。全員が干支の動物になりきり、メンバーと一緒に踊る場面も。

そして、いろんな「縁」を繋ぐ彼ららしい偶然のエピソードも。YASUが大学時代の同級生と東京で再会、東京でエイサーをやっているという。まだまだ有観客でのライブがはばかられる中、その友人はエイサーとしてステージに上がることを快諾。もう1名のエイサー仲間と共に「島心」をオリジナルの振り付けで力強く盛り上げてくれた。

また、新しい「縁」がもう1名。今回のライブにはピアノとしてNAOKI氏が参加。パワー全開なJaaBourBonzのステージに新たな色を加えてくれた。

来年(2021年)は、JaaBourBonzとしてデビューして10周年のアニバーサリーイヤー。まだ、約束できる予定は何も無いそうだが、我々ファンを驚かせるビックサプライズが起きることを心待ちにしている。

<追伸>

メンバーからファンのみなさんへ

■TAKANO 全てを置いて上京し何が正解かもわからずとにかく歌った1年半。 コロナ渦でも動きを止めることだけはしたくなくて色んな事に挑戦してきた中で改めて思ったのがメンバー1人1人への感謝。 このメンバーだからここまでやって来られたし力を爆発させることが出来る そしていつも支えてくれているファンが配信を通して全国各地で今も見てくれて待ってくれていることに本当に支えられました。 2021年でジャアバーボンズ10周年。 感謝を形に出来るように突き進みます!

YASU 当たり前のような事が、当たり前でなくなり手探りで動いてきた数ヶ月。 ホールライブが出来る事、目の前にお客さんがいる事、拍手の一つひとつがすごく心に刺さるステージでした。 メンバーも含めたくさんの仲間がいたからこそ、この『スタート地点』に立てました。 ここからまた最幸な仲間と一緒に笑顔や勇気など作れる場所や音楽、そして景色を見て行けたらと思います。

■大湾 関東に来て約1年半。目標にしていたホールライブがやっとできました。コロナ禍という厳しい状況の中、待っていてくれたファンの皆さん、ステージを作り上げてくれたスタッフの皆さん、支えてくれた仲間のおかげだと感じています。サポートドラム&初サポートピアノも加わり適度な緊張と安心感もありました。 生のライブ、配信で伝えられること、どちらもまだまだできることが見えた気がします。次のステージが楽しみにしていてほしいです!

■KO-G 今回たくさんの人の支えがありワンマンライブを開催することができました。 ありがとうございます。 上京して1年半、この一つの目標に向かって進んできました。 一時的に活動ができない状況が続き、で先が見えず不安な毎日でしたが、ステージに立ち、ファンの皆さんの笑顔をみると気持ちが晴れました。 たくさんの仲間が救ってくれて感謝いたします。 これからもジャアバーボンズいい意味で変わっていき、1人でも多く笑顔になれる空間を作り届けていきます。 今後とも応援よろしくお願いいたします。

■志門 上京して一年半、正直楽しいことばかりじゃありませんでした。 自分自身がどうしていいかもわからず、ひっそりと曲を作るだけでした。 でもその中で見えてきた事が沢山あって、それがまた曲になって、アルバムの中に入ることになってと。 諦めずにいること、歩き続けること、簡単なようでとても難しい。 ホールライブも決まった矢先、新型コロナウイルスでの緊急事態宣言。 それでも諦めずに前を向いて歩き続けました。 当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないと気付かされたこの一年半、見えてきたものがいっぱいあってやっとできたホールライブ。 笑顔も涙もごちゃまぜチャンプルー、これこそジャアバーボンズのライブ。 メンバー含め、愛すべき人達へ いっぱいありがとう。これからもゆたしくうにげーさびら?

JaaBourBonz、自身初東京ホールワンマンライブ開催