FC琉球は23日、樋口靖洋監督(58)との契約更新を発表した。

樋口監督は過去、モンテディオ山形大宮アルディージャ横浜FC横浜F・マリノスヴァンフォーレ甲府Y.S.C.C.横浜の監督を歴任。昨季から明治安田生命J2リーグ昇格を果たした琉球の指揮を執り、今季はここまで11勝7分け17敗の19位に位置している。

横浜FM指揮官時代の2013年に天皇杯優勝に導いた実績を持つ樋口監督。今季のリーグ戦を7試合残すなかで、クラブ公式サイトを通じて「来シーズンも引き続きFC琉球の指揮を執らせて頂く事になりました」と来季続投決定を報告すると、来季への意気込みも語った。

「シーズンはあと7試合残っていますが、残念ながら勝点は昨年の数字まで達していません。その中でクラブからオファーを頂いたことの意味は、「変化」ではなく、「琉球スタイルの継続と発展」を託されたと思っています。成績の結果責任は私にあるのは当然です。だからこそ、来シーズンこそ、クラブの掲げる目標に向かって「琉球のスタイルで結果を出す」事に拘り、全力を尽くして参ります」

「今シーズンはコロナ禍での異例のシーズンとなりましたが、FC琉球に関わるすべての皆様のご尽力により、我々はピッチで安心してプレーし、思いっ切り戦うことが出来ました。本当にありがとうございました。来季は、この感謝の気持ちをプレーと結果で表すことが出来るよう、全集中で頑張ります。引き続き、ご支援ご声援を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます」