生唾ではなく、ハッと息を飲むぐらいショッキングなバストトップも存在する。「初脱ぎ」から「イメージとかけ離れている」まで、「衝撃のバストトップ」を一挙公開する!

 今年断トツの視聴率をとったドラマ「半沢直樹」(TBS系)。劇中に登場した「進政党」所属の女議員で高飛車な国交大臣をご記憶の方も多いだろう。この役柄にみごとにハマッたのが江口のりこだった。

 バイプレイヤーとして存在感を増しているが、「初脱ぎ」は20代前半と早咲きだった。映画「ジョゼと虎と魚たち」(03年、アスミック・エース)でバストトップを見せて、馬乗り情交シーンを演じている。が、主演の池脇千鶴のバストトップ見せに食われ、大きな話題にはならなかった。

 そこから9年後、江口のバストトップが衝撃を与える。映画「戦争と一人の女」(12年、ドッグシュガームービーズ)に出演。元は”春を売る女性”だったの飲み屋の女将に扮した江口は、飲んだくれの作家(永瀬正敏)とヤリまくる。永瀬が舌先で円を描くようにバストトップを舐め回すも、江口はまったく無反応。そんなシニカルな情交シーンだったが、江口は黒々としたヘアまで見せている。今になってみると、「まさかあの大臣が…」と衝撃モノだが。

 ただ、「本物」のほうが、より電撃的である。自民党所属で、現在は厚生労働副大臣を務める三原じゅん子参院議員だ。女優時代に出演した映画「嵯峨野の宿」(87年、日活)で、ほのかな恋心を抱いていた人形作家役の金田賢一と結ばれ、濃厚にカラんでいた。芸能ジャーナリスト・沖直人氏によると、バストに顔をうずめて「合体」したというが、「眉間にシワを寄せてハスキーボイスで悶える姿は、不良っぽさがウリだっただけに衝撃的でした」という。また、何度か小豆色バストトップがアップになり「手のひらで転がされてコリコリに」なったと振り返る。ただし、顔とがバストトップが同じ画面に収まることはないとし、いまだ「代役」を立てた「疑惑」があるとも。副大臣になった今こそ、三原氏には説明責任を果たしてもらいたいところだ。

 衝撃度なら南野陽子のバストトップも忘れられない。80年代バリバリのアイドルとして活躍したナンノ。それが「脱アイドル」を図った映画「寒椿」(92年、東映)が与えたインパクトはすさまじかった。映画評論家の秋本鉄次氏も同意して、「スレンダーではかなげ」なバストトップが印象的だったと言う。また、スレンダーな人はバストよりもバストのほうが目立ってしまうので、「その分、エレクトする感度が際立つんです」とも指摘した。

 売れっ子芸姑役の南野は、ホレた元力士で侠客を目指す高嶋政宏への思いを遂げる。両手で必死に胸を隠そうとするも、高嶋がいとも簡単に剥ぎ取る。桜色の輪っかと尖端があらわになるのだが、両手を押さえつけられて、左右交互にバストトップを「口撃」。すると、みるみる膨張し、その硬度はハンパなく見えたのだ。

 また、国民の誰もが幼い頃からよく知っている安達祐実のバストトップも衝撃的だった。映画「花宵道中」(14年、東京テアトル)で、吉原の女郎に扮した安達。身請けしようとする商人(津田寛治)から、恋焦がれる人の前で蹂躙される。後ろから抱えられ、胸を露出させられるや、指先でバストトップをなぞるように刺激されてしまう。実生活ではとうに母親となっていた安達だったが、「あの子がこんなに成長していたのか」とあらためて実感させられた。また、バストトップ拷問さながらのシーンで「同情するなら金をくれー」と叫んだところで、金で身請けされるわけだから抵抗できない。S紳士にも支持されたことを付記しておこう。「この作品がエポックメイキングになったのは間違いありません」と言うのは女優のバストに一家言あるミュージシャンの掟ポルシェ氏。「90年代は『安達祐実を好き』とは、おおっぴらに言えませんでした」とも明かすが、理由については少女好きのように思われるからだという。しかし、この作品を機に艶っぽいジャンルの女優という印象になったといい、「『安達祐実に欲情した』と言っても、白い目で見られなくなりました」とか。

 小さな突起が世間のイメージを一変させたのだ。

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