軽井沢星野エリアの日帰り温泉施設「星野温泉 トンボの湯(以下、トンボの湯)」は、10月26日軽井沢星野エリア内の敷地にて、りんご湯で使用したりんごの堆肥化を始めました。トンボの湯は、地元農家と協同し、りんご湯で使用したりんごを堆肥へと再資源化する取り組みを今年より開始しています。毎年秋にりんご湯を開催してきたトンボの湯にとって、地元農家と一緒にりんご湯を実施することは継続的な活動における大切な一歩と考えています。今後は、トンボの湯のスタッフりんごの堆肥を定期に管理し、来春に堆肥化したりんごを資源として農家へ還元、その一部を近隣住民へ配布する計画です。


軽井沢星野エリア内の敷地にて、トンボの湯スタッフが堆肥化に取り組む様子
軽井沢星野エリア内の敷地にて、トンボの湯スタッフが堆肥化に取り組む様子

軽井沢星野エリア内にりんごの堆肥場が誕生


りんごの堆肥化に際しては、地元農家とトンボの湯のスタッフが連携し、軽井沢星野エリア内の敷地で行います。敷地の土堀作業を行い、その場所に透明な屋根付きのコンポスト(堆肥をつくる容器)を設置し、野生動物が入りこまないように、その周辺に電気柵を設けました。
堆肥は、りんごを主とした有機物を原料とし、枯れ葉や培養土、水を混ぜ合わせ、自然な発酵により製法します。コンポストの屋根は光が入るよう工夫を施しました。発酵熱で堆肥を高温とすることで、病虫害の心配のない状態を保ちます。発酵により堆肥から水分が抜けていくため、定期的に水分を足し空気を含ませるよう、堆肥を混ぜる作業が必要です。弊社スタッフが月2回の頻度でこの作業を行い、堆肥を管理します。


堆肥化に至るまでの取り組み


<りんご湯で使用するりんごの収穫>


10月中旬に長野県小諸市御牧ヶ原にある「野元果樹園」にて、弊社スタッフりんごの収穫と傷がついたりんごを選定する作業を手伝いました。 秋映やシナノスイート、シナノピッコロなどの品種が収穫の時期を迎え、それらのりんご軽トラック1台分の分量を収穫しました。



<秋の季節湯「りんご湯」の開催と堆肥化の準備>


10月23日~25日の3日間にりんご湯を実施しました。トンボの湯の男女の内湯にりんごを浮かべ、りんごの甘い香りが漂う季節湯を提供し、毎年楽しみにされている近隣住民の方など多くの利用者に入浴してもらうことができました。りんご湯開催後に、トンボの湯にて使用したりんご回収し、水切りを行い、堆肥化が上手く進むように、りんごカットする作業を実施しました。




<りんごの堆肥化のその後>


完成した堆肥は、地元農家へ還元します。りんご畑に施して土に返すことで、りんご湯で使用したりんご廃棄物ではなく、資源へと循環させることができます。また、その堆肥の一部を近隣住民の方にも無料で配布する予定です。


地元農家の協力 


野元果樹園 代表 野元勝也
長野県小諸市御牧ヶ原にて、りんごプルーンなどを栽培する果樹園を営む。専業農家の家に生まれ自ずと就農を志すようになり、2004年より家業を継ぐ。この土地の特徴である「高標高地」を活かしつつ、有機質肥料を使う土壌微生物を大切にした、人にも環境にも優しい長く続けられる農業を目指す。「信州の環境にやさしい農産物認証」を取得し、持続可能な農業を実践している。地元小学校での体験授業など地域との連携した活動も積極的に取り組む。



小さな取り組みからSDGsへ貢献


長野県は全国2位の生産量を誇るりんご産地です(*1)。りんごの生産工程においては、傷がついてしまい、百貨店スーパーマーケットの店頭に並ばないものが多く存在します。トンボの湯では、これまでもこのようなりんごを活用して、りんご湯を開催してきました。
近年、国際社会では持続可能な開発目標(SDGs)(*2)が採択され、気候変動やエネルギーなど、さまざまな取り組みが行われています。そのなかの目標12「つくる責任 つかう責任」は、持続可能な消費と生産のパターンを確保することを目的としています。その目標を達成するために、生産工程での廃棄物の発生の抑制、リサイクルやリユースを行うことが必要です。トンボの湯が取り組むこの活動は、小さな一歩ではありますが、その目標に寄与するものと考えます。


*1 出典:農林水産省令和元年りんごの結果樹面積、収穫量及び出荷量」
*2「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」:2001 年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、 2015 年9月の国連サミットで採択された、2030 年までの国際開発目標です(外務省ウェブサイト参照)。


<最高水準のコロナ対策宣言>


[https://www.hoshino-area.jp/archives/11190]{https://www.hoshino-area.jp/archives/11190}


星野リゾートでは、衛生管理と3密回避の対策を行っております。
関連資料:[【星野リゾートコロナ対策まとめ]{https://drive.google.com/drive/folders/1VE_ZHeCzopebvZ3htCnqGYAdITPAQh9E}


星野温泉 トンボの湯


大正四年に開湯し、与謝野晶子や北原白秋など文人墨客から愛された源泉かけ流しの日帰り湯。とろみのある泉質は、美肌の湯と呼ばれています。


所在地 :〒389-0194 長野県北佐久郡軽井沢町星野
電 話 :0267-44-3580
営業時間:10:00~22:00(21:15最終受付)
料 金 :大人1,181円、子供727円(3才〜小学生)(入湯税・消費税別)
アクセス:JR 北陸新幹線軽井沢駅から車で約15 分
URL :[http://www.hoshino-area.jp]{http://www.hoshino-area.jp}


軽井沢星野エリア内の敷地にて、トンボの湯スタッフが堆肥化に取り組む様子