お笑いコンビ・アンジャッシュ児嶋一哉(48)と陣内智則(46)が、YouTubeで初コラボした。2人は芸人として同期で、ネタ番組『エンタの神様』で切磋琢磨した間柄でもある。陣内が最初の妻と行った結婚披露宴はテレビ中継されたため、アンジャッシュが会場レポーターを務めていた。その披露宴から約2年後に離婚となり、原因は陣内の度重なる浮気だと当時は大スキャンダルとなった。離婚後、陣内はレギュラー番組が次々と無くなり、人気芸人から一気に“クズ芸人”扱いされるようになったという。現在はお昼の情報バラエティ番組にレギュラー出演するほど好感度が回復した陣内に、今回YouTubeで相方・渡部建の復帰について児嶋が相談した。

今年6月から不倫報道で無期限活動自粛中の渡部建(48)が、日本テレビ系ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の大みそか特番“笑ってはいけない”シリーズの収録に参加していたと一部スポーツ紙が報じている。不倫問題が発覚して以来、初めてとなるメディア出演に同番組を渡部が選んだのであれば、過去にスキャンダルを起こした俳優の袴田吉彦、原田龍二が出演し不倫ネタでいじられて視聴者の爆笑をさらい、その後バラエティ番組など多数出演していることから「不祥事を笑いに変えられる」と期待をかけたのかもしれない。しかし袴田と原田は不倫報道後すぐに記者会見を行い謝罪しており、芸能記者からの厳しい質問にも真摯に応えていた。

一方で渡部は不倫報道後に所属事務所を通じて「ご指摘の女性と関係をもってしまったことは私の不徳の致すところ」、「妻にも説明し、謝罪しました」とコメントを発表。その後、最初に不倫の記事を載せた週刊誌の独占取材を受けているが、これまで記者会見には応じていない。本来“笑ってはいけない”シリーズのゲスト出演者はシークレット扱いなので、渡部はこのまま記者会見はせずに地上波への復帰を狙ったのだろうか。

25日公開の公式YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」に出演した陣内智則は、渡部について仕事復帰する前に「会見せなアカンと思うよ」「ボロボロに叩かれるしかないと思う」との見解を示した。陣内は前妻との離婚が成立した翌日に単独記者会見を開き、総勢100名の報道陣の前で各メディアで報じられてきた女性問題など浮気を認めて謝罪している。この会見後、出演するテレビ番組で渡される台本には自分が“サイテーな男”“世界一の嫌われ者”といった扱われ方になっており、最初はなかなか受け入れられなかったという。しかし会見を見てくれた共演者が上手くいじってくれたので、陣内も徐々に“負け芸”ができるようになり笑いに変えることができたというのだ。

陣内は渡部について、記者会見の後にアンジャッシュの単独ライブで仕事復帰し世論の反応を見てテレビ番組出演が良いのではないかと提案するも、「渡部くんに“負け芸”ができるかどうか」と危惧していた。

芸能人であっても不倫は夫婦の個人的な問題とし「謝罪は仕事関係者やスポンサーに直接すれば良い」という考え方は一般人でも少なくない。お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)もその一人だが、同じ不倫でも渡部の場合は「相手の女性との密会に、設置数が少ない多目的トイレを使用していた」という記事の内容が引っかかっており、彼の口から真実が聞きたいと21日放送のラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で語っていた。今回のYouTubeのコメント欄にも「児嶋さんには申し訳ないけど渡部さんの場合、浮気不倫とかそこではなく公共の場、そこを使わざるを得ない人たちへ迷惑をかけたというところが大きい気がする…」「同じ不倫をしたと言っても、渡部の場合は世間の印象がめちゃくちゃ悪そう」との声が複数届いており、やはりこのまま渡部建が記者会見もせずに復帰するのは視聴者にとって番組の共演者にとっても、大きなわだかまりが残りそうだ。

画像3、4枚目は『アンジャッシュ児嶋一哉 2020年11月25日付Twitter「陣内さんが復帰の仕方について考えてくれたぞ。」、2020年9月27日付Twitter「児嶋、半沢直樹の最終回にも出演してみた!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび

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