プレミアリーグの試合に少しずつサポーターの姿が戻ってくるようだ。

プレミアリーグは他のリーグと同様に今年3月からの新型コロナウイルス感染拡大で一時中断を強いられたが、3カ月にもわたる空白期間を経て、6月から無観客で再開。9月に開幕した新シーズンも依然としてスタンドの閉鎖状態が続いているが、段階的ながらサポーターのスタジアム入場が許可しようとする動きがある。

イギリス政府のボリス・ジョンソン首相は23日、今後のスポーツイベントに関して、最大4000人という一定数の有観客試合開催を許可する方針を発表。ただし、地域ごとに3段階の警戒レベルに区分けされ、感染リスクの低いエリアがそれに当てはまる。

入場者数は最も感染リスクの低い“ティア1”の地域で最大4000人を収容でき、“ティア2”だと最大2000人まで。“ティア3”の地域のみが無観客を継続する。イギリススカイ・スポーツ』によると、“ティア2”のロンドンリバプール本拠のクラブはロックダウン解除後の12月2日から一定数の有観客試合が許可されるという。

有観客試合が認められてから最も早く本拠地で予定するのが12月3日ヨーロッパリーグ(EL)グループB第5節でラピド・ウィーンをホームに迎え撃つアーセナルプレミアリーグだと、12月5日に予定する第11節のウェストハムvsマンチェスター・ユナイテッドが最初の観客動員試合になる。

ちなみに、“ティア3”の地域を本拠とするクラブはマンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッド、アストン・ビラ、ニューカッスルレスター・シティバーンリー、リーズ・ユナイテッドシェフィールド・ユナイテッド、WBA、ウォルバーハンプトン。今後も無観客での開催が続くようだ。

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