対戦型ゲームで白熱したバトルを繰り広げた結果リアルファイトまで発展してしまうゲームを友情破壊ゲームと呼ぶが、友情破壊ゲームといえばどの作品を思い浮かべるだろうか?

 筆者が友情破壊ゲームとして思い浮かべるのは『カービィのエアライド』、『ゴールデンアイ007』、『大乱闘スマッシュブラザーズ』。

 友好関係が悪化するほどの喧嘩までは発展しないものの、多少の口論や喧嘩になる光景を目にした、または体験した作品たちだ。

 筆者が例に挙げた作品以外にもゲームと共に育ってきた少年たちはきっと何かしらの作品を思い浮かべるのではないだろうか?

 さて、今回紹介するのはそんな友情破壊ゲームとしても知られる作品に関する動画。倭寇(わこう)さん投稿の【4人実況】桃鉄令和版 ぼくらの100年戦争 ~part1~だ。

 『桃太郎電鉄』シリーズといえば定番のパーティーゲームでありながら、他プレイヤーを妨害する事態が頻繁に発生するため友情破壊ゲームとしても有名な作品だ。

 本動画では倭寇(わこう)さん、藤吉さん、茸さん、Pさんらチーム()のメンバーがシリーズ最新作である桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(以下、桃鉄令和版)で40時間ものプレイが想定される過酷な100年プレイに挑んでいる。

 今回は白熱したバトルが予想される『桃鉄令和版』100年実況プレイ、Part1の様子をご紹介する。

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オンラインで『桃鉄』100年プレイ! 想定プレイ40時間のハードなプレイ

 今回チーム()のメンバーがプレイするのは11月19日に発売された『桃鉄令和版』。11年ぶりに据え置き型ハードでプレイすることができる『桃太郎電鉄』シリーズ最新作だ。

 本動画では『桃鉄令和版』をオンラインでプレイ。気になるプレイ年数はなんと最大プレイ年数の100年

 動画冒頭で倭寇(わこう)さんが本動画でのプレイ年数を発表した際には、事前に知らされていなかったようで他メンバーまでも驚かせていた。

 本作における100年プレイの想定プレイ時間はおよそ40時間。1シリーズの動画としてプレイするにはあまりにも過酷なプレイとなる。

 地獄の長時間プレイも見てみたいところだが、本作がオンラインプレイの途中セーブに対応しているため、本動画では5年ほどで区切りながらプレイしていくという。

 最大年数プレイは『桃太郎電鉄』シリーズの定番プレイでもあるが、プレイ時間の問題もありひとりでプレイすることが多い。

 そのため視聴者からは「100年って個人でやるのがほとんどだから楽しみだな」や、動画パートの増加を見越した「マジで年末の生き甲斐じゃん」といったコメントが寄せられていた。

全員初心者の100年プレイ! 一年目から冬眠カード使用のガチバトル

 プレイ時間がおよそ40時間にも及ぶ100年プレイ、最初の目的地は静岡県下田となった。

 100年プレイを行う本動画シリーズでは序盤も序盤のPart1、無難なプレイが行われるかと思いきや、しばらくぶりのプレイということで序盤から驚きのプレイが行われていた。

 序盤といえばお金がもらえる青マスに適度に止まりながら、カードや物件を集めつつ目的地に向かうというのが基本的なプレイだろう。

 しかし、今回のプレイで最短ルートへ向かったのは、まさかのふたり。倭寇(わこう)とPさんだけが最短ルートである品川方面へ向かい、茸さんと藤吉さんは八王子方面へ進んでいった。

 倭寇(わこう)さんとPさんが先行し、少し遅れて茸さんが合流する中、藤吉さんは最初の目的地を捨てカード回収マスへ進む判断。東京周辺を回りながら妨害カードや物件を奪うカードを入手。

 静岡方面を目指すほかのメンバーの中ではやはり倭寇(わこう)さんとPさんが先行し、出目の運で倭寇(わこう)さんが最初の目的地へ到着。序盤としてはかなりの大金となる1億4620万円を獲得。下田駅の物件を独占した。

 なかなか出目に恵まれず、静岡方面へ進み切れなかった茸さんだったが、道中の小田原駅で物件を独占することに成功。ゴールこそできなかったもののかなりの収益が見込める美味しいスタート。

 倭寇(わこう)さんと競っていたPさんは次の目的地となる長野県松本へ一刻も早くたどり着かなくてはならないと判断したのか、自分以外のプレイヤーが眠ってしまう冬眠カードを使用。ためらいなく妨害カードを切るPさんの判断にコメントは盛り上がりを見せていた。

 反対方向へ進んだ結果貧乏神に取りつかれた藤吉さん。冬眠中も貧乏神の妨害は止まらずマイナスの連続でPart1は8770万円のマイナスという辛いスタートとなったものの、カードを多く蓄えているため今後の立ち回りが楽しみだ。


 かなりの動画パート数となりそうな『桃鉄令和版』の100年プレイ。まだまだ始まったばかりということで、新カードなど新たな要素や貧乏神の行方など、今後はより激しい戦いが予測される。今後のプレイが気になる『桃鉄令和版』実況プレイをぜひご覧いただきたい。

文/富士脇 水面

4人実況桃鉄令和ぼくらの100年戦争 ~part1~

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