12月2日(水)スタートのドラマ「東京デザインが生まれる日」(毎週水曜夜1:28-1:58、テレビ東京)の主題歌にKroi、オープニングテーマ曲にトーキョーベートーヴェン feat.モトーラ世理奈が決定。さらに、ポスタービジュアルも公開された。

【写真を見る】ポスタービジュアルも初公開!

同作は、デザインオフィスれもんらいふ」代表のアートディレクター・千原徹也の企画・演出による、デザイン業界を舞台にした全5回の連続ドラマ。

デザインやアートディレクションで唯一無二の存在感を放つ同社で、千原が手掛けてきたデザイン企画や作品をモチーフに、成立の経緯やプロセス、関わった人々を描いていく。

また同作は、ドラマの合間でこれまでの作品に携わったクリエーターや俳優と、千原の対談ブロックを挟み、「フィクション(ドラマ)とノンフィクション(対談)のハイブリッド」が特徴。

ドラマパートには、モトーラ、MEGUMI、後藤淳平(ジャルジャル)、もも(チャラン・ポ・ランタン)、伊藤万理華、新井郁、奈良裕也、対談パートには野性爆弾・くっきー!、川上未映子、吉澤嘉代子、安達祐実が出演する。

そして今回、主題歌に5人組バンド・Kroiによる書き下ろし楽曲「Page」が決定。

デザイン業界で悩みながらも前を向いて進んでいく主人公・睦(モトーラ)に寄り添う、優しさの中に強さも兼ね備えた楽曲となっている。

また、オープニングテーマ曲は千原とDJ/プロデューサーの田中知之(FPM)による音楽ユニット・トーキョーベートーヴェンが担当。モトーラをボーカリストに迎え、松任谷由実の「青春のリグレット」をカバーしている。

■Kroi・内田怜央(Vo.)コメント

今回、「東京デザインが生まれる日」の主題歌をKroiが担当させていただくこととなり、この「Page」という曲を制作させていただきました

「Page」は次世代を担う人間の思考や苦悩の表現です。今も昔も人間関係とは言うまでもなく大変難解なものです。そんな対人関係における今の自分の考えを記しておこうと描きました。

聞いた人によっては、暗い曲に感じるかもしれません。でも、とても優しく強い曲です。いろいろな聞き方で楽しんでください。

■トーキョーべートーヴェン・田中知之(FPM)コメント

このドラマのオープニング曲を、モトーラ世理奈さんをボーカルに迎え、トーキョーベートーヴェンで担当することに決まったとき、千原君とすぐに松任谷由実さんのカバーやりたいねって話になりました。

私はとにかくこの「青春のリグレット」の儚く美しいメロディーが大好きだったので、カバーできてとてもうれしいです。別れてしまった昔の彼氏を思い出す女性の心情を描いた歌なのですが、不思議と今回のモトーラさんの役どころともリンクする部分もあるなぁと思っています。

■モトーラ世理奈コメント

オープニングテーマ曲のお話を頂いて、まさか大好きなユーミンさんの曲をカバーできるとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。絶対良いものにしたいと思ったし、自分の歌でドラマが始まるなんて特別なことは、あまり経験できることではないので、頑張ろうと思いました。

レコーディングで自分の声を聞くのは少し恥ずかしかったりもしたのですが、フィーチャリングさせていただいたトーキョーベートーヴェンの千原さんが隣にいてくださったので、安心してレコーディングに臨めました。

千原さんはいつも私に任せてくれるけれど、違うときには絶対に違うとちゃんと言ってくれる方なので、そんな千原さんがレコーディング終わりに「良かったです!」と言ってくれて、自分の歌に自信を持てました。たくさんの方に聞いていただけるとうれしいです。

■1話ドラマあらすじ

小さなデザイン会社「れもんデザイン」の新人デザイナー・小野睦(モトーラ世理奈)は、野性爆弾・くっきー!の雑誌連載「女型人間くっきー」の撮影準備に追われている。

だが、課せられるのはカメラマン発注、ロケハン、ロケ弁手配…「全然デザイナーの仕事じゃない!」と仕事内容に疑問を抱き始めていた。

そんな睦の気持ちを察した会社代表の千原徹子(MEGUMI)は「あなたサラリーマンなんだからね」と言い放つが、睦にはその言葉の真意が分からない。

■1話対談概要

「女型人間くっきー」は、くっきー!が毎回女性に扮(ふん)する雑誌bisで連載中の人気企画。

くっきー!と千原のブレストからスタートするアイデアはどれも奇抜でユーモラスなビジュアルだが、アイデアを形にするための地道な作業は若いデザイナーの仕事でもある。

2人は今回の仕事のみならず、自身の下積み時代の苦労や思い出話にも花を咲かす。

ドラマ「東京デザインが生まれる日」で主演を務めるモトーラ世理奈