12月4日(金)から公開の映画「サイレント・トーキョー」の本編映像が公開された。映像は3分25秒に渡り、物語の導入となる“第一の事件”をダイジェストで描く。

【写真を見る】新たに解禁された“第一の事件”の先行カット

「アンフェア」シリーズの秦建日子による、世界中で歌い継がれる名曲「Happy X-mas (War Is Over)」にインスパイアされた小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」(河出文庫刊)を映像化した同作。

「SP」シリーズの波多野貴文監督がメガホンを取り、クリスマス・イブの東京を突如襲った“連続爆破テロ事件”に翻弄される国家と人々の姿を複数の視点から描いたノンストップクライムサスペンス・エンターテイメントだ。

事件の行方を握る登場人物たちには、佐藤浩市、石田ゆり子西島秀俊をはじめ、中村倫也広瀬アリス、井之脇海、勝地涼オールスターキャストが集結した。

■“第一の事件”を描く本編映像が初解禁!

今回解禁となったのは、第一の事件とされる東京・恵比寿で起きた爆破テロの一部始終

恵比寿に爆弾を仕掛けた」との犯行予告を受け、テレビ局員の来栖(井之脇海)と高沢(金井勇太)が犯行予告場所へ取材に向かう場面から始まり、恵比寿で主婦のアイコ(石田ゆり子)と出会い、想像もしなかった大事件へと巻き込まれていく姿が映し出されていく。

このシーンは、きらびやかなクリスマスの雰囲気と、狂気に満ちた爆破テロ事件というサスペンス性が共存する同作の世界観を象徴する場面であり、物語への導入を担う重要なシーン。

姿の見えない犯人に踊らされるアイコと来栖、爆弾が仕掛けられたベンチから離れることができない高沢、そして突如勃発した爆破テロにパニックを起こす人々に紛れ、静かに意味深な言葉を零す容疑者・朝比奈(佐藤浩市)。

アイコと来栖の刻一刻と迫る犯行予告時間への焦りと混乱、そしてパニックに陥る群衆たちの不安を手に取るように感じさせ、深刻な事態が加速していくライブ感に満ちあふれた描写は、先の読めないサスペンス展開への期待を抱かせる。

映画「サイレント・トーキョー」は12月4日(金)公開。

映画「サイレント・トーキョー」の本編映像が解禁された/(C)2020 Silent Tokyo Film Partners