ラ・リーガ第11節、レアル・ソシエダvsビジャレアルが29日に行われ、1-1で引き分けた。ビジャレアルのMF久保建英は74分から出場している。

前節カディス戦を1-0と制して6連勝とした首位ソシエダ(勝ち点23)は、シルバが負傷離脱となった中、オヤルサバルやメリノ、ウィリアン・ジョゼらがスタメンとなった。

一方、前節レアル・マドリー戦を優勢に運んだ中1-1と引き分けた3位ビジャレアル(勝ち点19)は、3日前に行われたヨーロッパリーグのマッカビ・テルアビブ戦を1-1で引き分け、決勝トーナメント進出は持ち越しとなった。そのマッカビ・テルアビブ戦で先発した久保はベンチスタートとなり、2トップはジェラール・モレノとバッカが形成した。

フラットな[4-4-2]で臨んだビジャレアルは右にトリゲロス、左にペドロサを配置した中、開始4分にPKを獲得する。ボックス左にルーズボールを取りに行ったエストピニャンがエルストンドに倒された。このPKをジェラール・モレノが決めてビジャレアルが先制した。

先制されたソシエダは14分、エストピニャンの不用意なバックパスからオヤルサバルが枠内シュートを放てば、21分にはスローインの流れからボックス右のバレネチェアがGK強襲のシュートを浴びせた。

すると31分、CK流れからパウ・トーレスファウルがあり、ソシエダがPKを獲得。これをオヤルサバルが決めてソシエダが同点とした。

試合が振り出しに戻って以降はソシエダがポゼッションを高めた中、1-1で前半を終え、迎えた後半、ビジャレアルはバッカに代えてチュクウェゼを右ウイングに投入した。

その後半もソシエダが押し込む流れで立ち上がった中、徐々に膠着状態に陥ったことを受けてビジャレアルは74分に久保を左サイドに投入した。

対するソシエダはヤヌザイやモンレアルを投入した中、終盤にかけても互いに集中力を切らさず1-1でタイムアップ。上位対決は引き分けに終わった。

勝ち点1を積み上げたソシエダは首位をキープしている。

サムネイル画像