2016年から中国の上海上港でプレーしてきた元ブラジル代表FWフッキ。34歳になった彼の契約は今年限りとなっており、残すはACLの戦いのみになっている。

そうしたなか、中国メディア『腾讯网』はフッキとチームとの関係悪化について伝えた。

ACLの横浜F・マリノス戦で途中交代になったフッキはヴィトール・ペレイラ監督との握手を拒否。チームの年長者である彼がふたたびやらかしたとしている。

フッキは交代した際に「あんたとは終わりだ」と指揮官に言い放ち、ベンチには戻らずロッカーに直行。チームの試合を見続けることを望まなかったという。

ここ3日間ほどフッキは夕食時にしかチームメイトたちと顔を合わせていないそう(ミーティングや練習参加は拒否?)。指揮官に対して公然と異を唱える行動にチームやリーダー格の選手たちはショックを受けているとか。

F・マリノス戦は生中継されていたため、フッキと監督との不和シーンは公然に晒された。中国のファンたちは「なぜフッキはこんなに傲慢になったのか?」などと反応しているそう。

今季で中国を去ることを明言しているフッキはサウジアラビアビッグクラブへ移籍する見込みだとか。もはや気持ちは新チームに移っており、上海上港の監督やクラブ(との関係)に全く関心がないとも。

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中国のファンたちはそんなフッキの態度に激怒しており、恩知らずな男を“整理”しろとクラブの公式サイトにメッセージを書き込んでいるとか。

クラブ側はそのファンの声に反応しなかったというが、喧嘩別れのような形になりかねない状況のようだ。

フッキ、中国と喧嘩別れか…中国ファンは「反乱」に恩知らずと怒る