韓国の文在寅大統領を批判するソウル大学生の「手紙」が話題を集めている。ソウル大の在校生・卒業生専用のポータルサイト「スヌライフ」に匿名でアップされ、タイトルは「朴槿恵大統領、ごめんなさい」。世論の反発を招いている文在寅政権の１３点の問題と比較し、拘置所暮らしの朴槿恵前大統領に「ごめんなさい」と伝える風刺文だ。
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「家を２軒持っているといって蔡東旭（元検察総長）をクビにした時に悪口を言ったけれど、今回査察をしたといって尹錫悦（検察総長）を追い出すのを見ると、あれは悪く言うことじゃなかったと分かりました。ごめんなさい」
「ミル、Ｋスポーツ（財団）を作って企業のカネをむしり取ったと悪口を言ったけど、オプティマスやプライム（いずれもファンド）の件を見ると、庶民のお金を何兆ウォンもむしり取るよりも、企業のお金を数千億ウォンもむしり取って使う方がはるかにマシみたいです。ごめんなさい」
「文体部（文化体育観光部）の公務員を左遷させたと悪口を言ったけど、『原発をなくさないとは死にたいのか』と言ったというのを見ると、それでもあれは正常な人事権の範囲にあったみたいです。ごめんなさい」
「崔順実の娘を梨花女子大に入学させるよう圧力をかけたと悪口を言ったけど、曺国の息子や娘の書類偽造を見ると、アジア大会金メダルはまだ誠実に努力して大学に行った方みたいです。ごめんなさい」
「朴槿恵政権が最悪の政権だと悪口を言ってごめんなさい。あの時は、こうまで一度も経験したことのない世の中が来るだろうとは思いませんでした。ごめんなさい」
検察総長に職務停止を命じた秋美愛法務部長官の暴走、複数の政権幹部が関与したとされる資産運用事件をめぐるズサン捜査疑惑、原発閉鎖をめぐる政権の圧力疑惑、「疑惑のタマネギ男」と呼ばれた曺国前法務部長官の不正疑惑。いずれも文在寅政権下の不正を揶揄したものだ。
「尹錫悦検察総長の職務停止は波紋を広げています。１０月末に実施された次期大統領候補を問う世論調査で、尹錫悦検事総長が急速に数字を伸ばしている。トップの与党『共に民主党』代表の李洛淵前首相と、同党の李在明京畿道知事との差は約５ポイントまで縮まっている。尹錫悦検事総長は資産運用事件、原発問題、曺国疑惑のほか、選挙介入事件でも政権の急所を突き、権力と鋭く対立する姿勢が世論の支持を集めています」（韓国メディア関係者）
そうした人物を追放しようとする政権の暴挙をクサした「朴槿恵大統領、ごめんなさい」が話題になっているわけだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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