スター・ウォーズシリーズダース・ベイダー役を演じたイギリス人俳優デビッド・プラウズが死去した。85歳だった。

ボディビルダーのデビッドは、その体格により1977年作「スター・ウォーズ」のダース・ベイダー役にキャスティングされ、その後2作に出演したが、声はジェームズアールジョーンズが担当していた。

デビッドエージェントであるトーマス・ボウイントン氏は、短い闘病生活の末帰らぬ人となったデビッドについて「フォースが彼と共にあれ、いつの時も!多くのモンスター役を演じたことで有名でしたが、私をはじめ、デビッドを知り、共に仕事をした人にとっては、彼は私達の人生におけるヒーローでした」「彼を失ったことは私達、そして世界中の多くのファンにとって真に深く心が痛むことです」と話している。

ブリストルまれのデビッドは50年に渡るキャリアの中で、「時計じかけのオレンジ」などにも出演、また「スター・ウォーズ」出演前にはアスリートとして活躍、60年代初頭には重量挙げ選手としてイギリス代表で国際大会にも出場していた。また同時期には、当時同じくボディビルダーとして活躍していたアーノルド・シュワルツェネッガーと親交を深めていたという。さらに、スーパーマン役へ向けてクリストファー・リーヴの肉体トレーニングを担当したのもデビッドだった。

その後デビッドは、イギリスで交通安全を呼び掛けるスーパーヒーローグリーンクロスコード・マン」役を10年以上務め、大英帝国勲章MBEの称号を授与されている。

デビッドの訃報を受け、「スター・ウォーズシリーズルーク・スカイウォーカー役としてデビッドと共演したマーク・ハミルが追悼の言葉を寄せている。

デビッド・プラウスが亡くなったと聞いてとても悲しい。彼は親切で、ダース・ベイダー以上の人だった。俳優、夫、父親、大英帝国勲章受勲者、3度にわたる英重量挙げチャンピオン、そして交通安全のアイコンであるグリーンクロスコード・マンだった。ファンが彼を愛したのと同じくらい、彼もファンを愛していた。安らかにお眠りください」

また、同シリーズクリエイタージョージ・ルーカスも「デビッドは、ダース・ベイダーに、このキャラクターに欠かせない肉体的な風貌をもたらしてくれた」「彼はダース・ベイダー存在感の底辺に流れる激しさに合う圧倒的な体格とその演技で、ベイダーを紙上からスクリーン上に到来させてくれた」「デビッドは何事にも挑戦し、記憶に残る悲劇的キャラクターとなっていった人物の成功に貢献した。安らかにお眠りください」と故人を偲ぶ言葉を綴っている。