セレーナ・ゴメスの腎臓移植をネタにした番組「セイヴド・バイ・ザ・ベル」が謝罪した。セレーナへの腎臓提供者であるフランシア・ライサ(32歳)は、同番組のプロデューサー陣から謝罪を受けたと明かしている。
インスタグラム・ストーリーでフランシアはこう語る。
「キャストの一部とプロデューサーから、個人的に謝りの連絡をいただいた。それには本当に感謝してる」
「でも、局側からの公の謝罪コメントには、この件で他のドナーが傷ついたかもしれないという点にも触れるべきだったと思う。私だけの話ではなく、提供者の絶大な役割を認識することが大切だから」
問題となったエピソードでは、セレーナに腎臓を提供したのが誰かという件について、1人が「セレーナ・ゴメスに腎臓提供したのは、ジャスティン・ビーバーのお母さんだって事実を私は知ってるんだから。私のスマホがここにあればそれを証明できるのに」と言うと、もう1人が「何を証明するって?馬鹿じゃないの?あれはデミ・ロヴァートの腎臓。あの2人は親友なんだから。私とあんたがそうだったみたいにね」と口論を繰り広げ、壁には「そもそもセレーナ・ゴメスには1つだって腎臓があるのか?」と書かれているシーンもあった。
この放送後、ツイッターでは「#RespectSelenaGomez(セレーナ・ゴメスに敬意を払え)」がトレンド入り、多くのユーザーが怒りを露わにしていた。
それを受け、番組の製作者をはじめ、ピーコック、NBCユニバーサルが謝罪声明を出していた。そこでは「申し訳ありませんでした。セレーナの健康状態を軽視するつもりは一切ありませんでした。彼女のチームとも連絡を取り、彼女の運営するザ・セレーナ・ゴメス・ファンド・フォー・ルーパス・リサーチに寄付させていただくことにしました」とされていた。
コメント