「日本一の柚子」徳島県木頭ゆずの栽培・加工販売を展開する株式会社黄金の村(所在地:徳島県那賀町 代表:藤田恭嗣、以下「黄金の村」)は、徳島県老舗書店チェーンの株式会社平惣(所在地:徳島県阿南市、代表:平野惣吉、以下「平惣」)と初の書店コラボレーションを実施し、期間中の累計売個数が自社EC月平均の328%を記録する好実績となりました。

本コラボレーションは、「黄金の村」のある那賀町木頭地区が舞台となった書籍『奇跡の村―木頭と柚子と命の物語―』(発行元:角川文化振興財団、著:麻井みよこ、監修:臼木弘)の発刊記念の名目にて行われ、2020年9月10日より平惣全7店舗の店内イベント台にて「黄金の村」商品が陳列されました。


「平惣」は徳島県阿南市を中心に7店舗を展開する、今年で創業281年を迎える老舗書店です。地域密着で徳島県民に長く愛されるとともに、書籍だけではなく食品や雑貨など様々な切り口から店内でフェアを行い、書店の新しいあり方を徳島で提案しています。
本コラボレーションによる「黄金の村」累計販売個数は、自社EC販売個数月平均*に対し328%を記録し、1か月強で自社EC年間販売個数*の4分の1以上を占める好実績となりました(2020年10月末時点)。
*EC売上個数実績には割引品含まず
■ストーリーを伝える場づくりで新たな新規接点の糸口に
KITO DESIGN HOLDINGS株式会社が展開する黄金の村ではこれまで、「一度使ったら他のものは使えない」「予想以上に美味しく周りにも勧めた」など高い商品評価と既存顧客の高リピート率を保つ一方で、新規顧客との新たな接点を課題としていました。
 「木頭ゆず商品がどんな商品か、存在を知られさえすればお客様は必ずこの価値に気づいてくれる」。
その信念のもと幅広い接点づくりを目指し、木頭で「日本一の柚子」に掛けた先人達の想いと木頭ゆずそのものの魅力を本と食品の双方から新たに発信するため、書籍『奇跡の村』発刊に合わせ老舗書店「平惣」とのコラボレーションを実施しました。

■徳島、地元企業同士の新しい試みとして
「平惣」 営業担当者様:
「黄金の村のある那賀町は、平惣が中心的に展開する阿南市のすぐ隣で、徳島の中でも親近感のある企業様。
今回の黄金の村フェアでは予想以上にお客様の反応が良く、購入率も高い印象でした。お客様の傾向としては、やはり徳島県木頭の商品という点に興味関心を寄せる方や、一度購入され、「美味しかったからこれも買いに来た」と再来店される方なども。
こういった地元企業様や特産品とのコラボがお客様からの支持・共感が高いことを改めて実感したとともに、書籍プロモーション効果としても『奇跡の村』が発売後20日間で平惣全体の2020年度年間ベストセラーに輝くなど、売上に大きく貢献した結果となりました。今後も、社是『地域社会を文化で結ぶ』を合言葉に、このようなストーリー性のある取り組みを強化していきたいです。」

黄金の村 営業担当者:
「柚子はもともと日用品や生活必需品ではないため用途の認知とブランディングが課題。徳島のお客様へは特に、木頭の歩みや柚子栽培の挑戦といった、木頭ゆずブランドのストーリーを知っていただきたいと考えていました。『奇跡の村』は緻密な取材に基づいて木頭ゆずの歩み、過去と現在・未来を描いた書籍。この物語と、県内で抜群の知名度と集客力を持つ平惣様のご協力で、木頭ゆず商品を直接手に取っていただける場が増え実績に繋がり、ブランドの今後に強い確信が持てました。
フェア売場でよく売れたのは定番人気の“木頭ゆずサバ缶シリーズ”、“ゆずサイダー”“ゆずはちみつドリンク”などのドリンク系。自社ECでの主力商品は採れたての柚子果汁を絞った“木頭ゆず一番しぼり”で、ECとリアルで売上商品に大きな違いが見られました。この成功を糸口に、ECとリアルそれぞれで接点となる商品をすみわけ、今後の新規拡大戦略に繋げていきたいです。」

両社のプロモーション商品の売上が好調なことから、本コラボレーションは期間延長が決定され、当初予定の2020年10月末日終了から2021年2月末日終了に変更となりました。


■ コラボレーションした書籍『奇跡の村―木頭と柚子と命の物語―』について
昭和35年、四国最果ての村で、貧困脱却を夢見た村人が農業史初の柚子栽培に挑んだ。不屈の努力は実り、奇跡の柚子栽培旋風を日本中に巻き起こす。だがその村その後、ダム闘争の主戦場と化し、純朴な人々の絆も無残に引き裂かれてしまう。やがて過疎高齢化、産業崩壊、自然破壊――。しかし平成から令和の過渡期、木頭に再び奇跡の光が差し込んだ。それは、哀しくも美しい起死回生のドラマだった――。
四国の美しい自然を舞台に地方寒村の危機的未来を塗り替える、感動の実話を小説化。(KADOKAWA紹介文より)

山奥は“過疎”ではなく“適疎”。時代の評価軸が回るとき、逆転の扉が開く。
藻谷浩介・地域エコノミスト

「奇跡の村―木頭と柚子と命の物語―」 税込1,980円 
出版:角川文化振興財団 著:麻井みよこ 監修:臼木弘

販売取扱は平惣全7店舗のほか、平惣ホームページ(http://www.hirasoh.co.jp/)、KADOKAWA公式オンラインショップ(https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322006000629/)、Amazon.co.jpにて。デジタルデータサービス「ネットギャリー」ではゲラデータ掲載中(https://www.netgalley.jp/catalog/book/203443)。

  • 株式会社 黄金の村について

西日本で2番目に高い剣山の南麓に位置し、「四国のチベットと呼ばれる自然豊かな場所、徳島県那賀町木頭地区(旧・木頭村)。美しい清流・那賀川が村の中心を流れ、春から秋にかけては鮎や雨魚(アメゴ)の釣場として毎年多くの釣り人が訪れています。

 「木頭を、柚子で黄金に輝く村に」。私たちは農業の可能性を信じ、農業文化を発展させ、地方を復興させることを目的とします。その土壌を少しでも大きく広げ、未来に紡ぎ社会に貢献することを経営理念とします。そして、過疎化が進む木頭を再び黄金色の「木頭ゆず」で輝く村にすることが、わたしたちの夢です。

 株式会社黄金の村は、木頭ゆずを自社栽培・木頭地区の契約農家からの仕入れで原料調達し、木頭地区の自社工場にて加工、新商品の企画・開発、全国へ営業販売を行っています。

・黄金の村公式サイト https://ogonnomura.jp/
・黄金の村オンラインショップ https://shop.ogonnomura.jp/

※株式会社黄金の村は、KITO DESIGN HOLDINGS株式会社の代表 藤田恭嗣が代表を務める企業です。

KITO DESIGN HOLDINGS株式会社は、四国の徳島県那賀町木頭地区(旧・木頭村)で、「木頭を世界にデザインする」事をミッションとしています。木頭の多様な魅力を発信するため、様々な事業を行っています。
・KITO DESIGN HOLDINGS株式会社 公式サイト https://kito-dh.jp/

<事業展開>
日本一の柚子、木頭ゆずの生産・加工販売「黄金の村」 
https://ogonnomura.jp/

木頭ゆずの専門スイーツ&グロッサリーブランド「柚子の木」
http://kaoru-kitoyuzu.jp/

辿りついたのは、山の中のリゾート。「CAMP PARK KITO
https://cpkito.com/

未来を担う子供たちのために。「未来コンビニ」
https://www.facebook.com/miraicombini/

パリの本格熟成肉ビストロ「ル・セヴェロ」日本展開事業 
http://severo.jp/tokyo/




■本リリース・取材に関するお問い合わせ
KITO DESIGN HOLDINGS株式会社 広報担当 pr@kito-dh.jp

配信元企業:KITO DESIGN HOLDINGS株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ