ビースタイルグループが展開する、主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関しゅふJOB総研は、「嵐ロス」をテーマに働く主婦層にアンケート調査を行い、しゅふJOB総研の川上敬太郎所長が調査結果を分析した。

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 国民的アイドルグループ「嵐」が今年で活動を休止することで、喪失感から情緒不安定になるなど“嵐ロス”も心配されているが、どのような影響がありそうかと聞いたところ、「嵐ロスで日常生活や仕事に影響が出てしまいそう」、「嵐ロスは感じるが日常生活や仕事に影響は出なさそう」、「嵐ロスとまではいかないが寂しい気持ちになりそう」のいずれかを選択した人の割合が合計37.9%と4割近くになった。価値観や好みの多様化が進む日本社会で、活動休止が4割近くの主婦層の気持ちに何らかの影響を与えているのは高い数値だとしている。

 年代別に比較してみると、「影響あり」の比率は40代がやや少なくなるものの年代間で大きな差は見られなかった。裏を返せば、年代を問わず幅広い層に受け入れられていることの表れだと見ることもできる。一方、子どもの数別に見ると、子どもの数が多いほど「影響あり」の比率が高くなる傾向にある。子どもが嵐を応援することで、親も一緒に応援しているケースもあると思われる。フリーコメントには、活動休止を惜しむ声が多数寄せられた。改めて嵐というグループの存在の大きさを感じる結果となった。

12月31日に活動休止する嵐。今から“嵐ロス”を心配する声があがっている