セレッソ大阪レディースは2日、なでしこジャパンのFW宝田沙織(20)がアメリカ女子プロサッカーリーグ(NWSL)のワシントンスピリッツへ完全移籍することを発表した。

富山県出身の宝田は、FCひがしジュニアからセレッソ大阪レディースに2012年に加入。なでしこリーグでは通算143試合に出場し56得点を記録していた。

今シーズンはなでしこリーグ1部で18試合に出場し2得点を記録。また、U-16からU-20まで日本代表を経験。2018年のU-20女子ワールドカップでは優勝メンバーの一員で、6試合で5ゴールを記録していた。

ワシントンスピリッツのリッチー・バーク監督は宝田について「2021シーズンにサオリのクオリティと若い代表選手を連れてくることは我々のクラブにとって大きな優先事項だった。今年のこの時期に契約をできたことは絶対的に素晴らしかった」とコメント。「次のシーズンに向けてとても才能のある選手を追加したことを理解していれば、安心して他の計画を進めることができる」とコメントしていた。

また「サオリは確かにファイナルサードで我々を改善してくれると信じている。彼女は間違いなく、ピッチの多くのポジションで多くのオプションを提供してくれるだろう」とコメント。大きな期待を寄せていた。

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