バイエルンに所属するオーストリア代表DFダヴィド・アラバが、同クラブで公式戦400試合出場を達成した。2日、クラブ公式サイトが伝えている。

 アラバは12月1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節のアトレティコ・マドリード戦にフル出場を果たし、この試合でクラブ通算400試合出場を達成した。

 また、外国人選手としてはバイエルン史上2位の出場数となっているアラバ。順調に試合出場を果たせば、今シーズン中に元フランス代表MFフランク・リベリーが記録した425試合という外国人選手の最多出場記録を超える可能性もあるようだ。

 現在28歳のアラバは2008年に母国を離れてバイエルンの下部組織に加入し、2010年にトップチームへ昇格。同年2月10日に行われたDFBポカールのグロイター・フュルト戦でデビューを果たし、当時のクラブ史上最年少出場記録となっていた(現在はU-21イングランド代表MFジャマール・ムシアラが記録した17歳115日に次いで2番目)。2011年1月から6月まではホッフェンハイムへのレンタル移籍を経験。現在のチームでは元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー2008年8月15日デビュー)に次ぐ最古参選手となっている。

 なお、これまでの400試合では301勝54分け46敗という成績を収め、CL優勝2回、ブンデスリーガ優勝9回、ポカール優勝6回、FIFAクラブワールドカップ優勝1回、UEFAスーパーカップ優勝2回など数多くのタイトルを獲得している。

バイエルンに所属するアラバ [写真]=Getty Images