日本に住む外国人は多いが、中国にも日本人を含め多くの外国人が住んでいる。中国メディアの百家号は28日、日本人にとっての「中国に住むうえでの魅力」について考察する記事を掲載した。日本人が「中国での生活」に感じるであろう魅力について6つの点を紹介している。

 まずは「中国料理がおいしい」こと。日本の中華料理は日本人の口に合わせているので、本場の味が失われている。中国で本場の中華料理を味わい、おいしさに衝撃を受ける日本人がいることを伝えている。2つ目は「交通が便利なこと」。日本では電車の時間を気にしながら生活していたが、中国ではタクシーが安くてネットで予約もできるので、終電を気にしない生活ができて「何時まででも働けるし、遊べる」としている。

 3つ目は「中国の夜は賑やか」なこと。日本は夜がひっそりしていて寂しいが、中国は夜になると屋台が出て賑やかで、日本のように騒音を気にせず楽しく酒が飲めるので「はまってしまう」そうだ。4つ目は「生活が便利」なこと。日本ではパソコンや財布、カギなど持ち歩くものがたくさんあったが、中国で持ち歩くのはスマホ1つだと伝えている。実際、中国ではスマホ1つで何でも済ませられる。

 5つ目は「中国製品もそれほど質が悪くない」こと、6つ目は「中国人がフレンドリー」であること。反日の傾向があるのは事実だが、個人に対してはあくまでも「1人の人間」として見てくれるので中国人とも仲良くなれると紹介している。

 とはいえ、もちろん中国の嫌なところもあり、環境汚染や医療面、それに競争社会など、日本人には抵抗のある部分もあると紹介。「中国には変わらなければならないところもある」と認めている。日本人の対中感情は、近年悪化の一途をたどっているが、実際に中国に行ってみなければ分からない意外な良い一面もあると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本人が「中国での生活」に感じるであろう魅力って何がある? =中国