2日、漫才日本一を決める大会『M−1グランプリ2020』の「決勝進出者発表記者会見」が開催され、決勝の舞台へと勝ち上がったファイナリストたちが登壇した。
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■錦鯉ら4組が決勝初進出
今大会の決勝戦に駒を進めたのは、アキナ、マヂカルラブリー、見取り図、錦鯉、ニューヨーク、おいでやすこが、オズワルド、東京ホテイソン、ウエストランドの9組。
このうち、錦鯉、おいでやすこが、東京ホテイソン、ウエストランドは、同大会ファイナリストとなるのは今年が初めてで、見取り図、ニューヨーク、オズワルドは2年連続の決勝進出となった。
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■マヂカルラブリー、雪辱果たせるか
マヂカルラブリーは、2017年度大会以来の決勝進出。同大会は10位と不本意な結果に終わっていただけに、野田クリスタルは「いつかは決勝に戻って、雪辱を晴らしたいと思っていた」と意気込みを語る。
また、司会進行の麒麟・川島明が「あの方(上沼)がおられる。待っていただいている」と、今年も審査員を務める上沼恵美子とマヂカルラブリーとの“因縁”について触れると、野田は「しばらく待たせていたんで」とささやき、会場を大いに沸かせた。今回は、逆に「初めましての感じ」で行くことも画策しているようだ。
■オズワルドのコメント中に珍事発生
オズワルドは前年度大会の予選ではトム・ブラウン、決勝戦ではミルクボーイと、ひと組前のコンビが爆発的な笑いをとる、プレッシャーのかかる出順が続いているらしいのだが、今年も彼らの直前に登場したおいでやすこがが大爆笑をかっさらっていた。
これについて、オズワルド・伊藤俊介がコメントをしていると、その発言が引っかかるものだったのか、舞台観覧側の席に座っていたおいでやす小田が突如「なんでやねん!」と大声を上げる。
この記者会見は生配信されていたのだが、舞台上のみが映像として映される配信だったため、配信の視聴者には小田の声だけが響き渡るという珍事になり、川島が「株主総会みたいになってる」「見てる人は(小田の)声だけやねん」とツッコミを入れ、会場を大爆笑させた。
■25歳と49歳が同じ舞台で対決
現在25歳で、今大会ファイナリストでは最年少の東京ホテイソン・たける。
一方、ファイナリスト最年長である錦鯉・長谷川雅紀は49歳なのだが、たけるの父親と同い年だということが判明する。たけるが「親父を倒す旅みたいになる」と話すと、川島は「25歳と49歳が同じ舞台で戦うという、夢のような舞台ですね」としみじみと感じ入っていた。
『M−1グランプリ2020』決勝戦は、12月20日(日)にABCテレビ・テレビ朝日系列にて、午後6時34分より生放送。果たして、今年の王者となるのはどのコンビだ。
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