ボカ・ジュニアーズの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスも、亡くなったディエゴ・マラドーナ氏に向けた素晴らしいジェスチャーを見せた。

2日に行われたコパ・リベルタドーレス・ラウンド16のインテルナシオナウ戦のファーストレグで、0-1の勝利に導く決勝ゴールを挙げたテベスは、直後にユニフォームを脱いで、生前のマラドーナ氏がボカで着用していた背番号10のユニフォームを披露し、追悼の意を示した。

これは、バルセロナのFWリオネル・メッシが先日のオサスナ戦でゴールを決めた際に、自身とマラドーナ氏の古巣であるニューウェルズ・オールドボーイズのユニフォームを見せたパフォーマンスと同様のもの。テベスはさらに、キャプテンバンドはアルゼンチンの国旗柄のものを使用し、「Rey de Reyes(王の中の王)」という文字を刻んでいたようだ。

試合後にテベスはユニフォームについて「ディエゴから貰った1981年ユニフォームでほんの少しだけトリビュートの気持ちを示したんだ」と説明。また、「上から見ていたはずの彼にこのような幸福を授けることができて僕も嬉しい」とも話した。

なお、テベスにはこちらもメッシ同様にイエローカードが提示されている。メッシは結果的に600ユーロ(約7万6000円)の罰金を支払うことになったが、果たして。

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