ミランのステファノ・ピオリ監督がヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ突破に満足感を示した。『UEFA.com』が報じている。

グループH4試合を消化した時点で2勝1分1敗の2位ミランは3日に本拠地で行われた第5節で最下位セルティックと対戦。開始14分までに0-2のリードを許したが、24分にトルコ代表MFハカンチャルノールが反撃のゴールを挙げると、その得点にほかの攻撃陣も呼応して、最終的に4-2の逆転勝利を収めた。

若手も積極起用してしっかりと勝ち切り、最終節を残してリールとともに突破を決めたミラン。このセルティック戦で新型コロナウイルス感染の静養から現場復帰を果たしたピオリ監督は試合後、若手にとって「良いレッスン」になったと話した。

「実際のところ、良いスタートが切れたが、いくつかのミスで複雑にしてしまった。我々の若手にとって良いレッスンになり、すべてのボールサイドが大事で、試合のあらゆる瞬間も常に集中する必要性を理解したと思う」

また、最終節を残してのグループステージ突破決定についても「早い段階で突破を決められるのは喜ばしいこと。連戦が続いているなかで、息抜きができるからだ」と喜びの心境も明かしている。

サムネイル画像